[21日 ロイター] - 短編動画配信サービス「Quibi(クイビ)」を展開する米新興企業クイビは21日、事業を縮小し、資産売却の手続きを始めると明らかにした。サービス開始からわずか6カ月での事業縮小となる。

創業者ジェフリー・カッツェンバーグ氏は声明で「クイビの開始から世界は大きく変化し、われわれのスタンドアローンのビジネスモデルはもはや実行不可能になった」と説明した。

クイビは携帯電話向けに10分程度の娯楽やニュースなどのコンテンツを提供するサービス。米映画業界や投資家などから18億ドルを調達し、4月上旬にサービスを開始。広告が表示されるサービスの料金は月額5ドル、広告がないサービスは8ドル。

カッツェンバーグ氏とメグ・ホイットマン最高経営責任者(CEO)は社員宛て書簡で「われわれの失敗は努力の欠如のためではない。可能なあらゆる選択肢を検討し、それらを実行した」と説明した。

動画配信サービスでは、豊富なコンテンツを提供できるネットフリックスやアマゾンのプライムビデオ、ディズニープラス、アップルTVプラスなどの大手が優勢となっている。