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自分の会社の記事を自分でコメントするのもどうかとは思うのですが、結構思い入れのある話なので、ご参考までに聞いてください。

M&Aには簿外負債だとか会計、労務上の齟齬とか様々なリスクがあることは聞いたことがあると思います。
私が扱っている小さな企業であっても、金額こそ小さいものの、もちろんそうしたリスクがないわけではありません。

寧ろ昨今は売り手も買い手も素人のことが多く、一般のM&Aでは欠かすことのできない筈のデューデリジェンス(買収監査)自体を飛ばしてしまうといったことも相次いでおり、契約上の表明保証だけでは損失をカバーできない事案も見聞きするようになっていました。

アメリカではこうした事態に対応する表明保証保険と呼ばれる保険が発達しており、M&A時には保険をかけリスクヘッジをすることが当たり前になっています。
しかし日本では数百億規模の大型案件に対応したものしかなくほとんど普及していませんでした。

実は中小企業でも使えるM&A保険の開発は10年来の私の悲願の一つだったのですが、日本では規模が小さくて採算が取れないと保険会社の理解が得られず、一年以上にわたって数社の保険会社と折衝を続けたのものの色良い返事を得ることができないままでした。
しかし今回趣旨にご賛同いただいた東京海上日動火災保険様により、本当に私の理想通りの商品を作っていただき、無事金融庁の許可を得て販売開始に漕ぎ着けることができたのです。

この保険はバトンズが開発した中小M&A向けローコストデューデリジェンスパッケージであるバトンズDDに無償で付帯し、買収契約書の表明保証条項のうち、 財務と労務に関わる項目を対象に 300万円を上限として補償するものです。
これにより、小規模なM&Aであっても、きちんとDDをした上で、その後の損失についても一定の保証がなされることで、リスクを最大限に抑え、誰でも安心してM&Aを実行することが可能になります。
因みにこの保険は中小企業向けの表明保証保険としては日本初の商品であるだけでなく、DD付帯の表明保証保険としては世界初の保険となるようです。

この保険は私の30年の中小企業M&Aアドバイザーの結晶ともいうべき商品です。
これによりより中小企業はもとより、個人や個人事業者のM&Aであっても、より安全で安心な形で実行されるようになることを心から願っています。
海外M&Aや海外進出用もあればこれから需要が増えていくのでしょう。海外市場に活路を見出すパターンも多いと思いますが、海外進出はまさに泥沼。超大手財閥と組んでもなかなかうまく行かないことも多いようです。

保険として成り立つかは別として、何処の馬の骨ともわからない怪しいアドバイザーでなく、ノウハウの確立された身元が組織で担保されているアドバイザーの需要はあるとは思います。