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東南アジアへの日本の食品メーカーの進出は、味の素やヤクルト、ポカリスエットのような工業的大規模メーカー商品は大きな成功を収めていますが、小規模な食品メーカー、それに飲食店は、なかなか黒字化していないところが多いようです。数店舗を出店して、赤字が拡大しないうちに早期撤退、という例が数多く見られます。
 これは日本産農産物の輸出についてもいえることで、ホクトのきのこのような、技術を集約した工業生産は広く流通していますが、農協が日本の果物や野菜を輸出しようとしても、りんごなどを除けば、継続して黒字を出した例は少ないと思います。
 自動車メーカーが系列と共に護送船団で進出していくような機械製造業とは違い、小規模な食品メーカーが単独で外国に乗り込むのは、リスクも手間も非常に大きいことは想像できます。日系百貨店やイオンと共に進出する例もありますが、日系百貨店自体が苦戦しています。
 日本の生菓子メーカーで東南アジアに進出拡大を試みているところというと、他にはシャトレーゼが目立ちます。シャトレーゼの場合、冷凍技術に注力して、日本の自社工場で製造、輸出することで、海外展開の課題を解決しています。現地生産となると、原材料の調達を含め、品質の確保には多くの課題があるでしょう。
 東南アジアでは、生クリームを使った生菓子、は日本に比べれば全然普及していないと思います。バタークリームも多いし、チーズケーキやチョコレートケーキはあっても、生クリームのショートケーキはそれほど見かけません。日本で慣れていると、断然生クリームを選びますが、これは、まず生クリームに慣れてもらって、そちらの方がおいしい、という感覚から広まって行かないと売れないでしょう。日本の商品は高品質だから海外に持っていきさえすれば売れる、などというわけではないことは、特に食品だとハッキリしているように見受けられます。
デパ地下スイーツでお馴染みのアンリ・シャルパンティエ。運営するシュゼットは2014年にシンガポールに進出して、5年以上をかけて直近の7−9月期に海外事業を黒字化に成功。その立役者は、創業家出身でシュゼット本体の蟻田社長の妻で、海外事業を担当する子会社社長の田邊有美さん。シンガポールでインタビューを実施しました。

コロナ禍という逆風のなか、どのように四半期黒字を達成したのか。日本で感じていた違和感が現地で可視化される様子や、日本のやり方を押しつけずに現地の嗜好や習慣に合わせて柔軟に経営すること、ファミリービジネスだからこその強みなど、興味深い話題が盛りだくさんでした。
従業員の誕生日等ハレの日に利用することが多いアンリ・シャルパンティエ。うちの従業員にはイチゴのショートケーキとチーズケーキが人気です。

サービス業でシンガポールに進出してくる方たちは、シンガポールは富裕層が多いイメージがあるので、富裕層をペルソナに立ててしまいがちです。飲食などでは富裕層も普通の人も食事量・回数は変わらないので母数の多い普通の人をペルソナに立てたほうが成功確率が高いと思います。
駐在員も表面的な所得は高いのですが、それは家賃補助や教育費補助が大きく、実際に彼らが使えるお金はさほど大きくないです。一方で、HDBに家族で住んでいるシンガポール人は、家賃負担が少ないのでスペンディングパワーがあります。
私が経営しているエステでは、シンガポール華人の客単価は日本人のそれの2倍超です。エステだと女性が対象となりますが、日本人女性は駐在員の奥様で働いていない方が多い一方で、ローカル女性は子育て世代もフルタイムで働いているので自分で自由に使えるお金があるからだと思います。

話を戻すとデンプシーの1号店はとても素敵なお店でしたが、公共交通機関がない場所なので不便だったし、いいお値段だったと記憶しています。回転率も低かったのではないでしょうか。人通りの多いタンジョンパーガーやサマセットに出店されてからはお店の前を通る機会が増えたので自然と立ち寄る機会が増えました。

『風邪を引いたりしたときに取れるメディカルリーブ(病気休暇)でも、自分の代理を見つければ皆勤手当の権利を維持できることにしました。
日本の価値観を持ち込むのではなく、こちらの人たちの考え方をくみ取りながら労働環境を整えることが大切だと実感しています。』
ローカルの事情に合わせて社内ルールを整える等、改善活動を継続していることが素晴らしい会社だと思いました。
海外ビズデブの「ハードシングス」が解像度高く記された良記事。家族がファンにてこちらで頂けるのはいちユーザとして有難いし同胞として海外成功プラクティスも勉強になる。にしても日米弁護士で海外黒字化成功経営者でお母さんというスーパーウーマン。
シンガポールのタンジョンパガー店でいただいてました。美味しかったです。良い意味でアジア人向けのケーキという印象を持っていました。
そういう意味ではデンプシーヒルで欧米人に売れないのもわかる気がします。
シンガポールは税金が安いのでやっぱり桁違いの富裕層も多いですよね。
営業してはいけない、となっても経営を止めない。それを実現するためには変わること、変えることを厭わない。確かにこだわりだったり流儀を持つことは大事で「変えない」ことも必要ですが、目的は『永続するために今できること』なんだと思います。自転車も同じで、一回止まってしまうと、次漕ぎ出すのが大変なので、如何に止まらないようにゆっくり漕ぎ続けるか、が大事になります(赤信号が見えたら、ブレーキを掛けながらペダルを回す技術もあるくらいです)。

そんなことを改めて考えさせてくれた記事でした。
面白い内容でした。特に日々の取り組みはもちろん、戦略部分をがらっと変える意思決定出来る人が、現地のニーズに合わせてリアルタイムに変化をさせ続ける大切さを改めて感じます。
海外事業を成功させるためには、意思決定できるトップを送り込むことが大切だということがよくわかります。的確に実態を分析し、現地の習慣にあわせてすぐ実行できます。

子供さんも連れての赴任ということで、現地の人たちもその意気込みを感じているのでしょう。

和菓子は一子相伝のファミリービジネスですが、洋菓子も同じようにファミリービジネスが多い。
素敵な現代版の家業。そして、こういう一部オフラインな商売はやはり現地に足を運んで感じとることが何より大事なんですね。
シンガポールの悪いところはアンリやユーハイム、モロゾフなど日本のスイーツが手に入りやすいこと。太るんだよ。

アンリの本店は実家のすぐ近くなんだが、オーチャードにある店はそれよりさらに近いかもしれない
この連載について
ビジネスの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート