中国最大のペット病院グループ「New Ruipeng」が数百億円の資金調達 テンセントも出資
36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア
8Picks
コメント
注目のコメント
近年、中国のペット市場に対する注目が高まってきております。
2012年のペット産業の規模は337億元(約5,000億円)でしたが、6年後の2018年には、1,708億元(約2.5兆円)と、約5倍にまで成長しました。
今はアメリカに次ぐ、世界二位のペット消費市場と言われております。
また、市場規模の大きい中国のペット産業はこちらになります。
<第一位 ペットフード>
2018年の中国のペットフード市場規模は約600億元(約9,000億円)で、ペット産業において3割以上を占める最大のマーケットです。日本での割合も同様で、市場規模は約5,000億円で、最も大きな部分を占めております。
<第二位 獣医療(医薬品含む)>
2018年の中国獣医療の市場規模は約300億元(約4,500億円)で、ペット業界における第二位の市場です。ペットが徐々に家族の一員になり、ペットの健康問題への関心度も高まり、ペットへの医療支出も年々増加傾向です。それに対し、日本の医療市場は、緩やかに増加する傾向が見られ、2017年度の市場規模は約2,500億円となってます。テンセント、ヒルハウスキャピタルから資金調達した同社は、中国の80都市に約1400の動物病院を持っており、うち医療センターが約100カ所、専門病院が約300カ所、小型クリニックが約1000カ所である。グループ全体の従業員は1万6000名以上で、獣医師免許所持者は約5000名。