【未来工場】デザイン起点で発想する新たなくらし
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豊かな暮らしとは何か。
コロナ渦を経て、自らに問い直した人も
多かったのではないでしょうか。
同じ手をモチーフにしたロゴを持つ
パナソニックのFUTURE LIFE FACTORYさんと一緒に、
半年かけてこの問いに向き合っていきたいと思います。
最後に安宅さんのシンニホンにも掲載された
ハンズ設立時の一文を。
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あらゆる文化は「手」によってつくられる。
真の創造は最終的には「手」によってなされる。
手を忘れることは文化の原点を忘れ人間性を見失う事である。
このプロジェクトは手を通じて新しい生活のあり様を提案し、
「文化」の本質的な復権を願って企てられたものである。
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今こそ「手の復権」は大切だと思うのです。社会も、人生も、製品も、プロトタイピング。予測できない現代において、変化に適応しながら未来を切り開いていくために重要なこと。デザイン思考も歴史がだいぶ長いですが、共感や課題発見やプロトタイピングがその根幹。
シリコンバレー発のb8taがこの8月に日本上陸してからどのような状況なのかわからないですが、日本初でくらしを集合知的にリ・デザインする試みとして興味深いですね未来は予測できないということが証明された2020年ですが、その中で企画やデザインするときには、もうあらゆるものをプロトタイピング型で更新し続けながら作っていく必要があると思います。
それはデザイナーも小売もプラットフォーマーも同じ。
一発作って終わり、売って終わりのビジネスモデルから、ずっと作り続けて変え続ける、支え続けるビジネスモデルになっていく。
そして、あらゆるビジネスマンが「自分なりのプロトタイプ」の方法論を持つべき時が来ていると思います。
そんな思いを巡らす中、それぞれの視点で面白い議論が聞けそうです。