【現地発】コロナ渦中のNYで「テック都市化」が急加速中
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当社のNYオフィスも閉鎖したままですが、再開に当たってはコロナの状況に加え、市内の治安が大きなハードルになります。今、マンハッタンをはじめとするNY市の治安は急激に悪化しており、NYPDのサイトでみると、特に銃を使った事件が大きく増えており、殺人は昨年対比で34%増加。
治安は人によって安全と感じるレベルが違うため、コロナ禍が収まったとしても、一律にオフィス勤務を命じるのは難しいだろうと思います。おそらく多くの企業では従業員に選択肢を提示しながら段階的にマンハッタンで働く従業員を増やしていく形になると思います。
https://www1.nyc.gov/site/nypd/stats/crime-statistics/citywide-crime-stats.pageビッグテック各社がベイエリアに次ぐ第二のテック都市NYで採用を強化しているという、基本的にはただそれだけの話です。
都市化がどうのというタイトルのワーディングは不適切、地方から都会へという文脈は実体としても記事本文にも無く、NY以外の都市について論じられもいません。
これだけビッグテックが拡大膨張している以上、国内外でハイヤリングに猛烈に取り組まなければならない事は自明であり、それを米国第2位で、東の要都市であるNYで注力するのは、コロナがあろうがなかろうが当然。今のタイミングだから、買っておこう、借りておこうということでしょうか。NYの不動産価値は落ちることはありません。セントラル・パークに面した歴史あるプラザホテル、あのプラザ合意の現場になった場所ですが、経営問題から上層階の一部が高級アパートメントとして売り出された際に取材しました。数十億円しても、あっという間に買い手が付きました。中東の石油王だったと記憶していますが、マンハッタンの一等地はやはり特別な場所のようです。