[19日 ロイター] - 米石油サービス会社ハリバートン<HAL.N>が19日発表した第3・四半期決算は、需要急減と原油価格の下落を受けて4四半期連続の赤字となった。

総売上高は46.4%減の29億8000万ドル。昨年に半分以上を占めた北米事業は、66.6%減の9億8400万ドルだった。

同社帰属の純損失は1700万ドル(1株当たり0.02ドル)。前年同期は2億9500万ドル(0.34ドル)の黒字だった。

調整後の純損益は1株当たり0.11ドルの黒字で、予想の0.08ドルを上回った。数千人の人員削減など、積極的なコストカットを実施した。

ミラー最高経営責任者(CEO)は「海外事業の縮小ペースは鈍化し、北米の産業構造は改善が続いており、事業活動は安定化しつつある」と述べた。

序盤の取引でハリバートンの株価は約2.7%高で推移している。