｢経歴はスゴい｣がなぜか転職できない人の盲点
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変化が激しい環境においては、"履歴書美人"よりも"泥臭さ"を感じる人が求められると個人的に感じる。仕事に対する姿勢が全く異なる。修羅場を潜り抜け、最後までやり抜いた経験がある人の"凄み"は、面接の最初の10分で分かる。経験に裏づけされた"凄み"は伝播する…。
新たな価値創造を生み出すために、卓越したスキルや専門性などを求める気持ちも理解するが、極端な話…"この人"と一緒に汗を流せるか、厳しい局面でも背を向けず、笑って前進するために支え合えるか…を感じるか否かだと思う。"いい仕事"は、大いなる"壁"の向こう側にある。そして、必ず支えてくれる誰かが必要になる。仕事を通じて、人間味が磨かれた人は、履歴書だけに現せない何かがある。そこを見逃さず、しっかり見極める眼を持ちたいですね…。スゴいのは経歴だけでは？
オーバースペックという理由で断られるのは、本当に欲しい人材ではなかっただけのこと。
スゴい経歴が警戒されるから、誠実さをアピールするとか、テクニック的にはそうかもしれません。
しかし、信頼できる人に思われるようにアピールするというのは、やはり本質的ではありません。
そこまで経歴がスゴいのなら、誠実さや人格は滲み出ているはず。本当にスゴい人とは、そういう人ですよね。優秀な悪い人を断る方法が書いていますが、優秀な悪い人を見抜けた場合または、優秀な悪い人と疑っている場合の話であって、大抵は見抜けないので、断る方法を書かれても、意味がないです。
優秀な悪い人を見分ける一つの方法は、転職のサイクルを見ることです。大企業であれば、優秀な悪い人であっても、いくらでも仕事はありますが、中小やスタートアップでは、優秀な悪い人には、仕事がなくなるので、転職せざるを得ません。中小やスタートアップにおける転職のサイクルが明らかに短い人は、優秀な悪い人である可能性が高いと言えます。単に飽きっぽい人も居ますが、いずれにしても、そのような方は避けたほうが無難かと思います。
