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注目のコメント
30歳までには、自分は何のジョブでやってゆくかを決定する。”部長”の仕事で、年収1000万円は格差が出る。これ以上フリーライダーを抱えるのは限界ーーetc.
人に仕事をあてがうのではなく、仕事に人を当て込む「ジョブ型」雇用が拡大すると、我々は、どのような働き方、仕事の仕方に変える必要があるのか?
ジョブ型を導入するコンサル、ジョブ型を推進する企業、ジョブ型にNOの姿勢を取る企業などなど様々な立場の方々を取材することで、我々が直面するかもしれない、「少し先」を豊富な図解で示しました。
ところで、我々NewsPicks編集部では、ジョブ型時代に学生さんや転職者に、自分はどのジョブが向くのか、そもそも各ジョブの具体的な中身とは何かを知らせる情報がないという課題について、その解決法をずっと考えておりました。
そこで、10月22日、今週木曜日にジョブ型時代のキャリア形成に役立つメディアを用意しております。NewsPicksの特集と共に、こちらも合わせてお読みいただくことで、仕事の未来について考える、よい機会にしていただけましたら幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします!私が新卒で入社した日本オラクルの当時の社長の佐野さんは、いつも「スペシャリストになれ。他の誰にも負けない強みを見つけろ」と話をされていました。一方で外資系には珍しく新卒の大量採用を行い、私の時代は半年間研修で学び、その後も比較的いろいろな部署を経験させてもらいながら、キャリアを成長させてもらう事ができました。この中に書かれているジョブ型とメンバーシップ型のミックスと言えるかもしれません。ジョブディスクリプションを明確にするという事は賛成ですが、新卒など若い時から専門性を期待しすぎると、可能性を狭めてしまったり視野が狭くなるのではという気もします。少なくとも体力のある大きな企業は将来の人材を広い視点で育成する役割は担ってもらいたいなと思います。またリモートワークの中で「ジョブ型なら評価も明確にしやすい」という意見を見ることもありますが、営業のようにはっきり数字に表れる仕事以外は、そんなに簡単な話ではないと思います。仕事は一人で完結するわけではないので、全体の流れと詳細と両方見えているか。本当に良い仕事とそう見せかけている仕事をどう見抜くかも含めて、最も問われるのはマネジメントの力量だと思います。
ジョブ型雇用は常にあなたは何ができますか?という「can」を問われます。これは専門性を獲得せずにきた中高年の労働者にとって恐怖であることは容易に想像がつきます。ただジョブ型雇用に変わるストレスで自分が最も懸念しているのは、会社に決められてしょうがなく、、という自己決定をせずにすむ免罪符が消えることです。
新卒時代の配属ガチャは理不尽にも思えますが、「自分のせいじゃない」という一種の思考停止が生まれやすい。しかし今後はあなたは何ができるの?(=can)以上に、あなたは何がしたいの?(=will)を問われる時代になることでしょう。willを表明することははしたないと感じる方も、その芸風を変えなければならない。これはupdateというより人によってはOS変更レベルのストレスです。これが自分が考える「本当は怖いジョブ型雇用」です。