科学者と名乗ると「外国ではカッコいいと言われる」(一流科学者・覆面座談会)
コメント
注目のコメント
いい記事だった。
欧米だと、教育系の教員のほうが条件いいのは驚いた。
私は初年次教育を担ってるところもあるし、キャリア教育系という新しい領域でもある教育系の教員なのだが、共通教育部なるかつての教養な風情があるところが所属。とはいえ、実践の成果は紀要や学会などでも出すようにここ数年はしてる。素朴な疑問が最も大事なのに、日本は義務教育で全力でそれを潰しに来る。その完成形として問いを持たず、既にあるはずの答えを効率的に当てはめる事を極め、世界の流行りに効率的に乗る事だけを考えた(財務)官僚が借金ばかりで成長の芽がまるで無い国を再生産し続けている。
「日本ではなぜ?と質問するということにもすごい抵抗がある。例えば学会で質問するとき、大御所の発表に対して「純粋に知りたいから聞くんですけど」とわざわざ前置きしたりする。つまり本当にフラットに「Why(なぜ)」と聞くことがものすごく難しい。
(中略)
文科省の人は結構分かってくれるけど。財務省の人は半導体なんか中韓に任せたらいいじゃないですかなんて言う。世界の流れに乗ることしか考えていない。日本の本来の強みだとかここを伸ばすべきだとかいう考えはない。
(中略)
そもそも日本の文系理系という分け方が非常に気に入らない。下手したら中学生ぐらいから分けちゃっているでしょ? あれは不毛だよね。結局文系の官僚とか政治家が全くサイエンスを分からないのはそのへんでもう理系から離れてしまうから」