3DCGを裸眼で立体視 ソニーが“空間再現ディスプレイ”発売 実売50万円で
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原理的には一般的なレンチキュラータイプのディスプレイ+視線追跡というように見えるので,視線追跡の高速性とかそのあたりがポイントなのかな.視線を計測し,その眼の三次元位置に適した映像を計算し,リアルタイムにディスプレイに出す必要があるので,そのあたりの処理の高速化でかなり見え方が向上するのは想像できます.あと発表を見る限り,レンズの位置合わせをしっかりやった,というようなことを書いてあるので,ディスプレイのピクセルに対して,レンズの位置を精密に合わせてあるということでしょうか.
筑波大の掛谷先生が同じような方式の裸眼立体視ディスプレイを研究していて,それは見たことがありますが,非常にきれいに見える印象でした.それに比べてどんな感じなのか興味があります.よくある視線追跡型の映像を、3Dディスプレイに応用したもの。
顔の位置情報を使って、映像を変更してるので、今までの3Dディスプレイと違って、全方向に映像を出さないので効率がいい。
欠点は、二人以上では使えないこと記事にもプレスリリースにも書いてないですが、ライトフィールドディスプレイですね。
9月30日付けでソニーの公式サイトに、開発者による技術解説、今後の展開が書かれている。こちらも参考になると思います。
型番のELFは、Eye-sensing Light Field Display(ELFD)の頭文字。
商品名の空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)は、分かりやすさを重視したのでしょうか。「ライトフィールドディスプレイ」だと伝わりにくいとは思うので。
あまり関係ないですが、型番をSRDにしないで、ELFにした理由が気になります。元々の略称でもあるけど、開発者側の考えみたいなのもあるのかな。
『Sony Japan | テクノロジー | Stories | 3Dクリエイターの想いを、そのままお客さまへ -』
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/technology/stories/LFD/
JDIも開発キットとして、5.5インチのライトフィールドディスプレイを販売している。
見え方としてはどちらが優れているのだろう。