海洋放出、月内にも決定 原発処理水で政府方針、反発必至
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海洋放出が悪いとは言いません。問題は想定されるトリチウムの絶対量と、公聴会ごとに新事実が出てくる政府+東電への信頼度。
汚染を理由に日本からの海産物の輸入禁止を続ける韓国の原発も、日本海にトリチウムを含む原発処理水を放出しています。安部元首相は1月に「福島第1原発から排出されている(現在の)水中放射性物質の量は韓国の原発排水の100分の1以下だ」と指摘しています。なぜ長々と書いたかといえば、先月の国際原子力機関(IAEA)総会でまた韓国が海洋放出を「世界の海洋環境に大きな影響を与える可能性がある」と訴えているからです。
韓国のような感情的な反応は避けるべきだが、福島県民、漁業組合のためにも「信頼できる説明」がもっと必要。
注目のコメント
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/osensuitaisaku07.html
★「基準を超えているALPS処理水は確実に二次処理を行い、基準を満たす」
以前にもご紹介したとおり、現在タンクに保管されているALPS処理水の約7割には、トリチウム以外の放射性物質も排出時の規制基準を超える濃度で含まれています。これは、浄化処理が始まった当初は、まずは規制基準を守るため、敷地境界(原発敷地内と外の境界)における追加の被ばく線量を下げることを重視していたためです。ただし、このような十分に浄化処理がおこなわれていない水については、タンクに保管している状態では規制基準をクリアできていますが、環境中に放出される際には、ALPSなどによる浄化処理(二次処理)をおこなって、放射性物質を規制基準以下にすることとなっています。
→以上、記事中より。
飲食を生業としてなければ海洋放出一択しかないとなるかもしれませんが、飲食を生業としている者にとってはちょっと事情がかわります。
以前、同様の記事に投稿した自分のコメントを貼っておきます。
→『放出せよの意見多いですね。。確かに安全かもしれません。もし、福島産の魚しかない一択だったら、もちろん喜んで買います。
しかし、購入する側にも比較検討して選択する自由があります。
もし福島産と他産地の同じ魚種があり、値段も一緒、身質も一緒だったら自分は残念ですが、他産地を選択します。なぜ?と聞かれたらリスク回避のためと答えます。やっぱりリスクが0だとは今のところどうしても思えません。これは風評被害ではなく、残念ですが実害になりえます。。実際に2018年にトリチウム以外の放射性物質が残っていたタンクがあったことが発覚しましたし、それはきちんと発表されずホームページに掲載だけされていたのを後で指摘されるといいう不信感を煽る形で。
でも、昨今の飲食業界をみてたら避けられるリスクを回避する行為を行うのは当然だと思うのです。
それと、事故発生当初のSPEEDAの扱いと東電などの発表の仕方などで根強い不信感があったことを忘れてはいけません。つまり信頼されてない。トリチウムだけ流すと言っても本当に?後でまた訂正するのでは?となってしまう人がまだまだいると思います。お隣の中国や韓国、また欧米各国も海に流しているという現状に鑑みれば、それよりも厳しい基準で流すのであれば問題ないと思います。支持率が高いうちに決めた、菅政権の最初の反発が大きい政治判断ですね。