トランプ氏 バイデン氏と同時刻にTV生出演 別々のテレビ局で“異例の展開”
FNNプライムオンライン
21Picks
コメント
注目のコメント
結局討論ではなく、それぞれが自分の言いたいことを言いまくるだけになった… 支持者しかみないだろうから選挙の影響はゼロかな。民主主義に腐臭が漂い始めた… 危機感しかない
トランプ氏 バイデン氏と同時刻にTV生出演 別々のテレビ局で“異例の展開”一連の流れを見ていると、「熟議デモクラシーは死んだな」という印象です。
これだけ政策について議論されない大統領選は初めてでしょう。
もはや議論せず、各々が好き勝手主張する展開になってきました。
仮に議論されても、人格攻撃や健康状態への不安で終始します。
トランプだけでなく、欧州でも急進的な主張が増加しています。
いわゆる極右政党とか、右派ポピュリズムと呼ばれる勢力です。
マイノリティを重んじ、議論によって合意形成をする政治は、過去のものになりつつあります。
その背景には、中国やロシアといった、従来の民主主義に囚われない国家の出現があるでしょうね。
特に中国は、権力集中制の政治により、経済的成功を修めました。
IT分野においても、人権お構いなしに全ての個人情報を収集するので、経済的には強い。膨大なビッグデータが集まります。
独裁まがいの政治で覇権を目指す国がいるのに、ノコノコ熟議する暇はないんですよね。
だから、アメリカ大統領選でも熟議はされず、力でゴリ押しする政治が出現するのだと思います。
そして、その状況を生み出したのは国民です。
格差の拡大により、国際平和とか人権思想も良いけど、とりあえず明日のメシを食わせてくれ、といったスタンスになりました。
格差が拡大する日本においても、他人事ではないように思えます。
熟議デモクラシーは過去の遺物になるのでしょうか。