横浜駅周辺の「ガス臭」を市が調査…発生源は不明、エチレンなどの化学物質を高濃度検出

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 横浜駅周辺などで12日夕、「ガス臭い」と異臭を訴える通報が消防などに相次ぎ、横浜市は13日、市内で採取した空気を分析した結果、複数の化学物質が通常の2~13倍の濃度で含まれていたと発表した。異臭の発生源は不明だが、ただちに健康に影響を及ぼすことはないという。

 12日夕に採取した4リットル分の空気を市環境科学研究所で分析した。過去に測定した大気成分と比較したところ、ガソリンの蒸発ガスなどに含まれる「ペンタン」が13倍、化学製品が燃えた際に出る「エチレン」が2・5倍など、高濃度で検出された。

 神奈川県東部沿岸地域では6月以降、異臭騒ぎが続いており、小泉環境相は13日の閣議後記者会見で、原因調査に大気汚染物質を常時監視するシステムを活用する方針を発表した。

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