【養老孟司】現代人の悩みは「効率的な社会」から来ている
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養老先生も歴史に戻っていらっしゃる。松岡正剛さんも人間の本質に迫ろうと日本の起源に迫っている。効率化という価値観はその昔には確かになかった。今必要なのは、我々一人ひとりが立ち止まって、AIの入り口にいる現在を過去と未来の接点として捉え、さらに続く人類の将来に向かってどう行動するか、したいのかを考えることかもしれない。
注目のコメント
今回も金言ばかりですが、私が特に感銘を受けたのは以下の言葉。
「局面ごとに部分的・局所的な正解を選び続けていると、いつの間にか「誰も望んでいない方向に進んでいた」ということが、世の中にはあるんです」
「局所最適」の罠は強大で、「短期間で成果が出る」という誘惑に抗える人は少数でしょう。しかしそれによって、いつの間にかとんでもない方向に物事が向かってしまうことも(ビジネスでも人生でもそうだと思います)。たまにはスピードを緩めてでも「今やっていることは、本当に正しい方向に向かっているのか?」を問い続ける努力が求められるのだと思います。今回も名言満載。
・「何かに熱中しているときは『幸福とは何か』なんて考えない」
⇒逆にいえば、幸福論がとびかう時代は熱中するものがない(見つけられない)人が多い時代なのかもしれないですね。
・「局面ごとに『部分的・局所的な正解を選び続けていると、いつの間にか誰も望んでいない方向に進んでいた、ということが世の中にはある」
3日間、インスピレーションに満ちた記事をありがとうございました。今日に集中して、精一杯生きた点が価値を生む。
connecting the dots
確かに、人生を振り返れば、何かしら点と点がつながります。しかし、一つひとつの点の意義が大切。
楽をして、なんとなく過ごした点より、挑戦したり、精一杯生きた点がつながってこそ、大きな価値を生んで、人生を豊かにします。