星野リゾート、来年に中国進出 鹿児島・大分にも開業
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中国で星野リゾートの知名度はとても高いです。個人旅行客向けラグジュアリーリゾートを作り上げている星野社長へのリスペクトもあります。
3年ほど前でしょうか、杭州で行われたラグジュアリーandスモールホテル系のカンファレンスで星野社長が登壇で、私も誘っていただいたことがありました。(一緒に同行させていただき、なんと、ついでに登壇もさせていただきました。感謝)
その時、降壇後の星野社長の周りには人だかりができ、囲み取材で記者がぶら下がり、すごい人気っぷりに驚きました。
中国では、旅行ブームです。国慶節(10月頭の連休)では、海外旅行には行けない今、国内旅行で6億4000万人が移動したとのこと。それでも、昨年の7割程度ですが。
なので、中国の国内旅行需要は圧倒的な規模があり、個人旅行客向けラグジュアリーリゾートは、求められているので可能性大きいですね!
台湾の星野リゾートも絶好調だそうです。(今は、台湾の方も日本に来られないですしね…)星野リゾートは、長野県に本社を置く総合リゾート運営会社で、1914年に軽井沢にて創業した老舗の日本企業です。
ラグジュアリーホテル「星のや」、温泉旅館「界」、リゾートホテル「リゾナーレ」、都市観光ホテル「OMO」、ルーズなホテル「BEB」といったブランドを多数展開しており、2020年には運営施設数が45施設に達する見込みで、2019年4月期の営業利益は前期比増益の約32億4300万円でした。
そして、中国のラグジュアリー市場ですが、プラス成長を維持しており、市場の65%をラグジュアリーホテルが占めております。
加えて、コロナが落ち着き中国では観光需要が戻りってきております。
また、マリオットやハイアットなどの大手ホテルチェーンは中国市場に対して楽観的な姿勢を見せており、客室拡大の準備をしております。
この波に上手く星野のリゾートも乗れるかどうか要注目です。海外に直接進出してそこでマイクツーリズムを展開する戦略。
これからはインバウンドを待つのではなく、需要者のいる所へアウトバウンドして仕掛けて行く姿勢も大事になってくるかもしれません。