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バルセロナ、バルトメウ会長に対する不信任投票実施へ…署名が必要数を超える

バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長に対する不信任投票を実施するための署名が、必要数を上回った。

署名は9月17日に20687名分がバルトメウ会長に提出され、9月29日から検証が開始。不信任投票を実施するためには最低でも16521票の有効票(会員総数の10%)が必要とされていたが、9日間の集計で必要数を超えたことが『Goal』の取材で明らかとなっている。なお、全署名のチェックは10日までに完了すると予想されている。

署名の全チェックが終了後、バルセロナには10日~20日間の期間が与えられ、バルトメウ会長に対する不信任投票の日にちを決定することになる。投票日は現時点では不明だが、11月中旬以降になる可能性が高い。

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バルトメウ会長を同職から追放するためには、不信任投票で全体の66%以上の票が必要となる。なお一部では、不信任投票が実施される場合には、バルトメウ会長は辞任を検討しているとも報じられている。

同会長に対しては、近年の移籍市場での失敗や、リオネル・メッシら中心選手への批判をSNS会社に委託していた疑惑が浮上するなど、風当たりが強まっている。今夏退団を希望していたメッシは『Goal』の独占インタビューで残留することを明言したが、その中でもバルトメウ会長を名指しで批判しており、選手やサポーターからの信頼を失っていると考えられる。

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