「車に異常」池袋暴走、被告が起訴内容を否認 地裁初公判
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この事故について、TBS/JNNは、亡くなった松永さんの夫、拓也さんや飯塚幸三被告への取材を続けています。松永拓也さんらご遺族は、厳罰や事故の再発防止などを求めて40万人の署名を集めるなどの取り組みを行っています。
https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/ikebukuro/
事故の原因を「車が故障していた」と話す飯塚幸三被告は、初公判でもこれまでの主張を変えていません。ご遺族は「再発防止のために真実を話してほしい」と訴えています。
乗用車を運転していた、飯塚幸三被告は、過失運転致死傷の罪で在宅起訴され、検察は事故の原因を、ブレーキとアクセルの踏み間違えとしています。一方、飯塚被告は、警視庁の事情聴取に対し、「車が故障していた」と話していて、裁判では「過失の有無」が争点になるとみられています。
9月に飯塚被告を取材した際には、自宅マンションで歩行訓練をする姿が見えました。記者が声を掛け、後ろを振り返った飯塚被告ですが、問いかけには答えませんでした。
ご遺族の松永拓也さんは、今回の裁判を通じて「高齢ドライバー問題」を社会全体で議論して欲しいと訴えます。この裁判には、被害者参加制度を使って意見陳述する予定です。状況証拠から考えると、確かに被告の証言は信憑性がないとは思います。ただ、私はどんな場合にも、被告が否定している以上、結審するまで推定無罪で考えたいとも思います。
被告の証言通り、故障していたとすると、トヨタ以外にこの車を持ち込み、解析してもらって、故障していたことを証明しないかぎりは、無罪を得られることはなく、それが可能なのか、大きな疑問が残ります。これが無罪になるなら司法は信じられないし、運転免許証に定年制を設けるべき。罪に年齢は関係ないはず。車に異常はないとされているのだから医者に止められたのに、運転した被告の『車に異常が』という言葉の信憑性は限りなく低い。
いきなり最愛の妻と愛娘を失い、1年半経つ今でも罪ときちんと向き合おうとしない被告を目の当たりにしている松永卓也さんの心中を察すると同じ家族を持つ父親として胸が張り裂けそうになります。司法がきちんと機能することを希望したいです。