[7日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA.O>のマスク最高経営責任者(CEO)は、今年の生産台数が目標である50万台に達するチャンスはあると、従業員宛てのメールで述べた。

午後の取引でテスラ株は3%超高で推移している。

テスラは1月に、今年の販売台数が50万台を上回ると予想。新型コロナウイルス流行でも、同社はこの予想を据え置いている。

マスク氏は「全ては第4・四半期にかかっている。(品質を向上させながら)生産を向上させるために、思いつく限りの措置を講じてほしい」と記した。

テスラは先週、第3・四半期の納車台数が13万9300台と、四半期で過去最高となったと明らかにした。一部のアナリストはテスラが野心的な年次目標を達成できるかどうかを疑問視し、株価は下落した。

50万台の目標達成には、第4・四半期に18万2000台近い納車が必要になる。

ロイターは、テスラからコメントを得られていない。