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ゲノム編集にノーベル化学賞 欧米の2人、効率的に遺伝子改変

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    再生医療・幹細胞生物学研究者

    ついにゲノム編集がノーベル賞を受賞しましたね!多くの人に受賞は確実とされていた中、受賞の時期とその人数が長く話題であったトピックと思います。私も化学賞で受賞されたことは発表時には意外でしたが、後に財団のアナウンスや周辺の事情を推察すると順当であると感じました。

    ノーベル賞の受賞をトピックとして話すときにいちばん大事なのは間違いなく冒頭の受賞理由であると思います。特に受賞者に関しては今回いろんな論点があり、配列を1987年に最初に見つけた研究者として石野良純先生などもよくお名前が上がっていたところです。その後、この繰り返し配列の解析やネーミングの統一に関わった Francisco Mojica氏もあがります。CRISPRは2002年にclustered regularly interspaced short palindromic repeats として論文で初めて定義されています。

    そしてCRISPR/Cas9 の特許関係では再び争っている Feng Zhang 氏も長くどうなるのか話題になっていました。2013年のScience誌に連続で発表された2つの論文では Newspicksにも特集された George Church氏(Zhang氏の元ボス)と揃い踏みで両研究グループは、マウスやヒト細胞をゲノムを編集するためのCRISPRの新たな利用法について概説し、CRISPRによるゲノム編集の「革命」の火つけになりました。こういった背景の中で受賞理由が

    “for the development of a method for genome editing”

    であることは個人的には思いを巡らせます。discover にしなかったのは3人目を考えると複雑になるためではないかと個人的に感じます。また development of a method for genome editing の部分で考えると、配列の発見に焦点はなく、今回の受賞者の2人で説明できるところがあると思います。

    また、Church氏はZhang氏や自身にしても “inventor” であり 、財団が2人を選んだことはポジティブに Science紙のインタビューにコメントしています。
    長く注目の的でしたので、受賞が決まって一つの歴史が刻まれたのを感じました。本当におめでとうございます。


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