LGBT巡り“足立区が滅ぶ”発言 炎上の自民長老議員の主張と事実誤認
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穿ちすぎかもしれませんが、この問題、実際のところ何が問題なのかを本当に理解していない人は少なからずいるのではないでしょうか。なにしろ「もし全員がレズ・ゲイになれば足立区は滅びる」という命題そのものは一見正しく見えてしまうからです。
議員の発言の問題点は、昔からの差別問題である人種差別に当てはめればわかりやすいと思います。たとえば「もし全ての白人が黒人としか子どもを作らなければ白人はいなくなる」という暴論でも、顕性遺伝の観点からは少しはわからなくもなさそうです。しかし実際には全白人が異人種とだけパートナーになるという可能性はほぼゼロで現実味がないばかりか、黒人の脅威を殊更に強調し、ひいてはアパルトヘイト(人種隔離)さえも正当化する理論にもなりかねません。現実にはあり得ないことを例に挙げて「マイノリティの脅威」を叫ぶことそのものが差別行為です。
SOGI(性的指向)はもともと生まれつきのもので、議員のいうような好みの話ではありません。そういった誤解を持った人達には、ぜひこの記事を穴が空くまで読んでもらいたいと思います。
とはいえ、この問題で議員を擁護している人達が本気でLGBTを差別しているわけではないはずです。彼らの大半はLGBTが嫌いなのではなく、自民党に仇なす者が嫌いなだけですから。これはもうひどい。学ぶ気もまったくない。絶望感すら漂うやり取り。
―LGBTの人たちは多くの場合、生まれつきと言われています。
◆LとGは、楽しいからと選んでいると思いますよ。相当ひどいんだけど、少なからずのこの世代の人の認識かと思われる。半径数メーターの周りの人だけ見て生きていくとこうなるんだろうなあ。次の選挙、通るんだろうか。。。