香港の自由はやがて姿を消す 4年間取材した記者が体感した「歯車の逆回転」
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注目のコメント
なんか残念な記事でした。
特に感じたのは冒頭のこの部分。
〝動機を尋ねると「香港の自由を中国から守りたい」と勇ましい。ところで君の求める自由って何? 彼は「グーグルやフェイスブックを自由に使えることかな」と話した。
確かにいずれも中国本土では使用が規制されている。でも、なくても生きてはいけるよ。そんな言葉が出かけたが、彼の世代が置かれている境遇に思いをはせると、その気持ちもよく分かる〟
なくても良いこと、なくても生きていけるものを選択できると言うのが自由だってことをこの記者は気がつかなかったのか。そんなちっぽけな自由ですら権力者は容易に奪えないと言うのが民主主義の根幹でもあり、それを失ってしまうことの重要さをこの14歳の少年ですら肌で感じているのに。
英国も過去にやっていただろうの声の取り上げ方も、だから自由と民主主義の大切を知っているはずなのに、総督から中国共産党になって、また過去に戻ることをなぜ聴かないのか?
私には不思議で残念な記事でした。今月は「民主主義のいま」をテーマにした特集を配信していますが、いま民主主義を考えるに欠かせないのが香港です。発言もネット検索も常に何かを警戒しながらでないとできなくなり、14歳の子どもにも閉塞感を感じさせる空気。「民主的」をめぐって民主派と親中派でまったく違うナラティブがあり(このあたりアメリカのいまの光景にも重なります)、「みんなで熟議して着地点を見いだす」という教科書的な民主主義の営みはもう香港では成り立たないのか、という思いも感じます。「いや、まだ間に合う」と思いたいですが……。
自由って"やるもやらないも好きにしていいよ"ってものでしょ。
"やらなくても生きていける"けど、それは自由じゃない。
少し前の香港は自由だった。選挙で長を選べる。
でも、中国に完全に染まったらそれはなくなるでしょ。だからデモが起きるわけだし。
昔の英国が酷かったからって、本土を見ても今の中国に飲み込まれて自由になると思いますかね?