文科相、義務教育オンライン化に慎重 授業日数へのカウント「考えていない」
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注目のコメント
教室での一律教育がオンラインに切り替わると質が落ちるといえばそうだと思うが、学びが現在の一律教育になった時点で置き去りにした質と比べるのがいい。かつては全て個別教員で、寺子屋の師匠は子どもたちの抱える問題や理解度に合わせて個別にカスタマイズした教育を提供できる人だけが就いたという。教師による勉強を教える時間、その準備に費やす時間をゼロに向かわせ、一方で子どもを知る時間、学ぶ意義を教える時間、学び方を教える時間に時間が大半の時間になれば、教育の質は上がらないはずがないと思う。あと問題となるのは集団としての学校生活の価値。
学校と塾、授業と宿題のような学校外の現実は昔からあるのだし、教室かオンラインか?人間かオンラインか?で議論せず、学校に出てきて教室の授業はオンラインでやるくらいのところから始めたらいい。休校時のオンライン授業は一定の成果を挙げましたが、まだ教育の効果と課題を全て整理できている段階ではありません。将来的なオンライン化はあるとしても、文科相のコメントは現段階ではバランスがとれているように感じました。
なおオンラインであると2,3クラスを同時に授業を行い、その後のフォローで個別対応を行ったり、チームティーチングの体制が取りやすいメリットがありました。
そうしたメリットをいかに既存の授業と組み合わせていくか。そのあたりの可能性を引き続き探って、まず第一段階としてのアップデートをしていけると良いなと考えます。授業日数という基準を考え直しては?
そもそも、授業日数が規定の数を満たしたら、教育したという考え方に疑問を持つべきではないでしょうか。
リアルとオンラインの授業で教育の質を上げて、子どもたちに最高の学びの場を提供することを考えましょう。
授業日数より大切なことが、たくさんありますよ。