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情報系の学生です.

私は4月まで就活をしていました.
去年の夏に就活を始めると,IT系の企業は文系の人ばかりであることに気づき.とても驚かされました.

そして,だんだんと日本のIT業界の構造が見えてきました.

まず,大きなシステムを作る俗に言われるSIerでは仕様設計をするばかりでコードを書かない方が多いそうです.
顧客との認識の差異を無くすためにコミュニケーション能力が必要なので,ITの仕組みに関する知識はそこまで必要ないのかもしれません.

一方,プログラミングスクールでは「初心者でもすぐに即戦力に!」のようなノリで門戸を広くし「とりあえずコードが書ける人材」を量産していくビジネスが行われています.
ここら辺から,薄給のもと言われたとおりにコードを書き続けるSES業界に人材が供給されます.

以上を踏まえ,最上流の仕様設計と最下流のコーディングの部分では,IT技術に関する深い知識(テクノロジーの細かい原理などの知識)は必要ないのかもと思っています.

となると「理系の情報学部卒の人材は,どこで活躍できるんだ?」「この業界には構造的な問題があるのでは?」「情報系専攻って専門性ないの?」という考えに至り,ITの業界に進むことを躊躇ってしまいました.

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別の内容です.

ご存じの通り,日本は人材の流動性が低いです.
アメリカなどの人材の流動性が高い国では,大きなITプロジェクトを立ち上げる際には人材をたくさん募集し,不要になったらlayoffできます.
一方で,日本のような流動性の低い国では簡単に解雇ができません.そうなると,いつ使うかわからないIT部隊を社内に置いておくのは非効率なのでSI企業に委託することになります.

その結果,顧客の要望を抽出して設計するSIと,実際にコーディングを行うプログラマという職種に明確に分けられました.

そして,業務が分断されたために専門性が必要なくなり本記事のように文系比率が高く出ているのかもしれません.

SIer と呼ばれる職種が多く存在している国は世界的にも少なく,終身雇用の崩壊と共に,現状の産業構造は変化していくでしょう.

産業構造の変化が日本にとっていい方向に進むことを願うばかりです.
私は半導体で学位を取ったので、情報系出身ではない人間。グラフで言うところの薄い灰色の部分です。

ちょっと多面的に議論してみたいと思います。

日本の大学は良くも悪くも時代の流行に左右されず、学問を大事にしていると感じます。海外は結構動的に教員や学生の数を変える印象です。ご指摘の通り産業界のニーズにマッチしていないかもと思う一方、それこそ最近日本の研究力低下が叫ばれる中、多様性の確保につながっているのではないかと思います。

悪い面が出ているとすれば専門性軽視。文系を含む専門外の方が情報分野に興味を持って入ってこられることはウェルカムですが、スクールとかが「文系出身でもたったXXヶ月で稼げる人材に」と宣伝していることには違和感を感じます。そもそも、数ヶ月で得られるような専門性しか企業って求めていないんですかね?長年そのための勉強・鍛錬・研鑽を積んだ人はリスペクトすべきだと思います。

上記と若干矛盾しますが「大学で習ったことは役に立たない」という点については、習ったことが「直接」役に経つことは確かに少ないです。我々も卒業していく人材に対して「これまで研究してきた内容で一生食べていけるだなんて幻想を抱かないこと」と強く諭しています。身につけてほしいと思うのは、それを題材にして学んだ問題発見能力、問題解決能力、プレゼン能力などだからです。要は、表面的なことではなく、根底に流れる考え方を学んでほしいと思っています。例えばですが、電気と機械では同じ振動現象を片やRLC回路で、片やバネの振動で学びます。学んでいる本質は同じ。どちらの入り口が興味を持ってるかでしかない、と考えています。
まさしく文系エンジニアです。かれこれ 10 年以上ソフトウェアエンジニアとして働いていますが、キャリアという観点で私見を述べると:

・専門的な勉強はしておいた方が良いのは間違いない。有利に働くかどうかは分からないが、間違いなくハンデは無くせるしキャリアの可能性は拡がる。海外でエンジニアとして働きたい、AI エンジニアになりたい。こういったキャリアを歩むには専門的な学習経験が重要。
・一方で研究職でない限り、専門的な学習経験の有無と業務上のパフォーマンスは明確には相関しない。これは昨今のソフトウェア開発が著しくコモディティ化していること・プロダクト開発がチーム戦で、コラボレーションが必須であることから必然的にそうなる。企業に勤めるエンジニアの仕事はサイエンスではなくエンジニアリングなので、プログラミング以外の仕事も非常に重要。例えば海外の著名なテック企業でも、エンジニアの評価においてプログラミングスキルは評価軸の 1/5 に過ぎない(※)。
・なので(今のところは)文系エンジニアであっても過度に将来を悲観する必要はない。仕事は唸るほどあるし、努力とセンスがあれば成果を出せる。また今後しばらくは DX という文脈でテクノロジーの社会実装が進む。ここでは単純な技術力よりも総合力で闘えるエンジニアや IT コンサルが有利なので、総合力を磨いておけば良い。非難されがちな SIer に勤める文系エンジニアなども需要が増えるはず。仮に今すぐ世の中が変わっても、レガシーなシステム残るのであと 10 年は食っていける。
・しかし今後 20-30 年というスパンで見ると、果たして未来があるかは分からない。ソフトウェア業界は過去 20 年、インターネットによって急速にコモディティ化してきた。だからこそ文系エンジニアが活躍できた。しかし次の時代の振り子はコモディティ化とは逆に振れる可能性が極めて高い。AI や XR が主流になる頃には、業界の様相は一転している可能性がある。

余談ですが、文系出身でもスーパーハッカーと呼ばざるを得ないような人もいますし、プログラミングを勉強しても書けない人は書けないです。本当にプログラミングというのは、センスが多分に求められるアーティスティックな行為なんだと思います。

https://note.com/monzou/n/n9fffe6a4a77d
情報系の学部を作ることを菅政権も打ち出していますが、日本は資源がない分、このような分野を伸ばしていく必要があると思います。ただ、文系、理系という考え方が古いというのもあると思いますので、とりあえず、経済・経営学部系の入試には数学は必須科目にすべきだとは思います。
私も法学部卒の文系AI人材ですが、新卒でプログラマーになり、文系ならではのコミュニケーション力やユーザー理解の深さを強みに、AIを含めたDXコンサルをしています。

AIと言うとつい、DeepLearningやPythonなど、Howの技術的なところに目が行ってしまうのですが、重要なのは、「誰の何を解決したいのか?」というWhyの部分です。

その手段(How)としてAIが候補にあり、その結果できたサービス(What)という流れが最も成功確度の高い進め方です。

このDXの進め方については最近動画で解説しましたので、気になる方は是非チェックしてみて下さいm(_ _)m
【DX編】事例付きでDX企画のベストな形を解説
https://youtu.be/HSbNi2y3_mk

また、文系からプログラマーに転身するキッカケとなったのはERP企業でのインターンでの経験でした。
プログラミングのブートキャンプのようなこのインターンの体験談を、下記の書籍の第 7 章「簡単に作れる Microsoft の AI 作成ツール」の中の「IT系のモノ作りは文系だと不利なのか?」で解説していますので、こちらも分離融合型人材になりたい方はチェックしてみて下さいm(_ _)m

『AIで変革する仕事の未来』
https://amzn.to/2F7OGR8
.....
そもそもIT人材は理系…という概念が間違っていると感じます。

IT人材といっても、アーキテクチャ設計と、プログラミングでは全く要求されるスキルが違いますよね。

前者はマクロ視点が大事なので、どちらかと言えば文系の人材の方が得意で、後者はミクロ視点なので、理系の人材の方が得意ではないでしょうか?

前提としては、同じレベルの知識とスキルを持っているということはありますが…

文系、理系という分け方も、世界的に見れば日本独自と言ってもよいとも思いますし。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
それだけ文系の人でもIT人材になれるというポジティブな見方も出来そうですね。

もちろん文系出身が50%以上いるからIT人材のスキル不足に陥っているという見方も出来なくはないですが、特に最近では大学の専攻で何を勉強しているかはそれほど大きな問題では無いと思います。

文系だろうが理系だろうが、プログラミングをやる人はやりますし、どちらが適正があるかもケースバイケースなのでそもそも文系理系で変に先入観を持つのも良くないなと思います。
ITは一般的に言って、言語と文章構成に近いので
文系の方が向いている事はある。

物理学科出身からすると、ITを理系と言われると
理系と言えば理系かなと言う感覚で有る。

一方でICTを専門的に教える大学充分かと言うと
不十分だから、大学で勉強していない文系の人を
大量に会社で訓練しないといけないのが、
本当の問題だと思う。
実はそもそもの大学の話では?アメリカでは学部に法学部というのはないし、私がいたカレッジオブビジネスは日本では商学部かもしれないけれど、ビジネスがらみのIT(セキュリティなど)もあり、男女半々くらい。ちなみに日本で文学部に統計を駆使することの多い心理学部があるのもちょっとへん。
とはいえこの20年の間で世の中の価値観は大きく変わったと思いますよ。

1986年生まれの私の感覚では、当日2005年くらいに大学生でしたが、IT企業の不人気(3Kとか7Kとか言われていた)とあわせて情報系学部も不人気だったように思います。ところがその後、Facebookの映画ができて、Twitterが日本上陸し、iPhoneが発売されて、IT=キツくて帰れなくてみたいな印象から、カッコ良くて華やかで最先端な印象に変わったと思います。

なので情報系に進学を考える学生は増えていくだろうなと思います。