【安田雅彦×大室正志】企業組織はどうあるべきか。キーワードは“大切な他人”
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日本企業の理想形とされた家族主義という思想は、終身雇用や保養所の提供、時には結婚の世話まで行うある意味お節介な組織でした。これにはメリットもある一方で「家族」ゆえに他者にズケズケ口を出したりしてしまうパワハラを生む土壌にもなり得る諸刃でもあります。また終身雇用が崩壊し流動性が高まっている現在、「社員は家族」というフィクションを維持するのは制度的にも無理があります。
これからの会社は「多様な人材が同じビジョンの元に集まる少し長めのプロジェクト」という形になると思いますし、ますますコアバリューをしっかりと考え伝えていくという作業が重要になると思います。
今回このような機会を設けさせていただき私も皆さんと議論するのが楽しみです。また一期のSlackをちょっと見せてもらいましたが、講義外でも良いコミュニティとして盛り上がっているのが印象的でした。ニュースクールへの御参加お待ちしております!大室先生が統括産業医としてジョンソン・エンド・ジョンソンに入社した2009年から、ワタシが退職する2013年まで、共に同社人事部の同僚として一緒に仕事をしていました。当時の大室先生は今ほど多忙ではなく、どちらかというとヒマw でしたから、同社オフィスにほど近い水道橋のシャノアールで、よく二人で現場で起きているさまざまなヒトと組織の問題・課題、その原因や未来についてあーでもない、こーでもないと論じ合っていました。
今回のプロジェクトは、そんなワタシたちがカフェで話していたような内容をアップデート、ブラッシュアップし、ちょっとアカデミックにしたもの。つまりは全て「現場で起きている事実」をベースに組み立てています。故にゴールは、ヒトと組織について、今起きていること・もうすぐ起きることに対して、効果的な「打ち手」を得ることです。
もちろん、ヒトと組織の課題は千差万別、最大公約数的な概念・手法だけで解決するほど単純ではありません。故にこのプロジェクトでは、ワタシたち講師陣の知識・経験だけでなく、そのワタシたちが持つネットワーク、そしてさまざまなバックグラウンドを持つ参加者の皆さん自身の成功/失敗体験をフル回転させて、全員参加型・アクティブに進めていきたいと考えています。
スタートまであと2週間弱。既にお申し込み頂いた方、お会いできることを楽しみにしております。そして、まだ申し込める、はず。ご興味のある方、ご参加をお待ちしております!「共有する文化や価値観、何を優先順位の上位に持ってくるかを細分化せずとも、誰もが理解している組織文化を目指していくという流れがやってきそうです。」に共感。 コロナ禍で加速した人々の意識やライフスタイルがどのように次世代のピープルマネジメントに与える影響と今後目指すものに、注目したい。