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中国では、特に2020年に入ってから、日本の対中姿勢が変わったのではないかという懸念が出ていました。中国指導部は、日本が米国陣営に入って中国に対抗するのではないかと恐れているのです。
中国軍のシンクタンクと言えば中国軍事科学院のことが想起されますが、軍事科学院が主張したからと言って、必ずしも中央軍事委員会を含む党中央の考えではありません。軍事戦略等について党中央に提言する組織は、軍事科学院と国防大学の2つです。
もし、軍事科学院が党中央に対して「日本に警戒するよう」進言するまでもなく、中国指導部は日本の安全保障政策に警戒しています。今年の防衛白書が、南シナ海問題を取り上げたことが、日本の意図に対する中国の警戒感を高める結果につながっているのです。
どの国の軍も最悪の事態に備えるものです。安全保障に想定外は許されません。しかし、最悪の事態に備えることと、日本に対して高圧的な態度をとるのかは別の問題です。中国共産党中央が、どの段階で日本との関係を諦めるのかは、慎重に見極めなければなりません。