【決算レビュー】ニトリは、業績絶好調でも「反省」する
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前に進みながら、ちゃんと「反省」しています!
外部環境が変わっても、「観察分析判断」という弊社の思考フレームは変わりません。むしろ強化されていくのが、弊社のレジリエンスなんだと思います。
注目のコメント
企業トップ記事がこのところあちこちのメディアで見るようになったと感じるのは私だけでしょうか?
内容とは関係ありませんが、なぜ事業戦略の考え方を公にする必要があるのか?近頃、メディアとの付き合い方について、そういう観点で参考にさせていただいています。
何を語り、何を語らないべきなのか。
普段あまり見ないよなという方が出てくるところを見ると、業績が悪くなかったとしても危機感を本気で感じられているのだなと思わずにはいられません。
もちろん、NewsPicksの記者さんの取材力というのもあるのだろうと思いますが。セブンの鈴木さんに昔お目にかかった時も思いましたが、「反省」するかどうかは業績が良いかどうかではなく、自分の目線、基準の高さによるのだと思います。
以前「私の履歴書」をお書きになった時は自虐的なところも多かったと記憶していますが、失礼ながら大きく化けられたという印象です。10月2日に公表されたニトリHDの最新決算。説明会は案の定、似鳥昭雄会長の独壇場のようになっていました。
コロナ禍における「勝ち組」ともいえる同社ですが、最新決算も盤石だったので、謙虚なコメントが目立ったのかもしれません。それでも飄々と、「反省し、再び筋肉質に」と言ってのけるのはさすがとも思えました。
記事では省略しましたが、今後はアパレル店舗の大量閉店などの情勢を見ながら、引き合いの多い大型モールへの出店を加速するとも話していました。
ちょうど昨年、大幅なシステム改修を行ったECサイトが今年になって花開いたように、次のくさびとなる施策が、34期連続増収増益に向けた鍵となる気がしてなりません。