この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
この連載の記事一覧

【西 和彦】ビル・ゲイツに対抗したくてアスキー社長になった
NewsPicks編集部 118Picks

【西 和彦】「人脈と情報」の2つを持てば大きな仕事ができる
NewsPicks編集部 342Picks

【西 和彦】ビル・ゲイツに電話「理想のパソコンをつくりたい」
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【西 和彦】ビル・ゲイツとの出会いと決裂をすべて話そう
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【高原豪久】健全な危機感をいかに持ち続けるか
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【高原豪久】人間の能力に差はない。誰でも成功できる
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【高原豪久】1の努力、10の努力、100の努力
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【高原豪久】人は育てられない。育つか育たないかは本人次第
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【高原豪久】裸の王様にならないための「自己観照」
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【高原豪久】言葉ではなく、行動で人を評価する
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これから起業する君達は日本人だけでベンチャーを作ってはダメ。
多国籍軍を作りなさい!
この言葉を聞いてシリコンバレーに行く事を決めたと色んな所で話をしていますが、当時、他にも参加したイベントで孫太蔵さんがYahooのジェリーヤンとデビットファイロに出会いヤフージャパンを立ち上げた話や、別のイベントでDCM(現WiL)の伊佐山元さんとRockyou(その後メルカリ創業者)の石塚さんが「世界を変えたいのか?中小企業を作りたいのか?」という話をされていて、行くイベントのほとんどでシリコンバレーの話を聞き、これは絶対に行かねばと決意しました。
-シリコンバレーに知り合いは1人もいない
-英語も喋れない
-27歳まで日本を出た事がない
-嫁さんと生まれたばかりの娘がいる
こんな行く条件が一つと揃ってない状況でも
僕は「ここでシリコンバレーに行けなかったら僕の人生はない」と強烈に思い込んでしまっていました。
そして、この時に立ち上げたブログにシリコンバレーまでの道を書き記していきました。
http://likeasiliconvalley.blogspot.com/2010/12/blog-post.html?m=1
このブログを立ち上げたのが2010年12月16日
もうすぐ10年が経ちます。
この時の「今行かねば」という直感的な行動がその後の震災の前日に日本を発つという奇跡に繋がり、その後のサンフランシスコでの縁にも繋がっていきました。
いかに自分の直感に従って行動する事が大事かというのがわかるエピソードです。
ただ、一番凄いのが奥さんです。8ヶ月の乳飲み子を連れて一緒にサンフランシスコに着いて来てくれたのですから。本当に無茶苦茶な父親です。
そんな娘も今は10歳、小学校4年生です。仲良くやってますw
「強い思いを持って飛び込んでしまえば、言葉の壁はなんとかなる」という実感はデザインの世界という要素も大きいのではと邪推します。個人的には散々苦労したので「祈れば願いは叶います。ただし、毛穴から血が噴き出る程願わなきゃダメ。」という瀬戸内寂聴さんに一票です。
それまでのすべての道のりがあってのことで、一連のストーリーが大変勉強になります。
>> ピッチを聞いても、英語だから内容はよくわからない。でも、実際にそのアプリやサービスを使ってみれば、日本のそれとは明らかに違うことがわかりました。彼らがつくるプロダクトのUIは、シンプルで美しく、直感的に使えたのです。
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スマートフォンをはじめとするデジタルデバイスの普及以降、UI/UXデザインの重要性が高まっている。この領域にいち早く参入し、マーケットを牽引してきたのが、デザイン会社のGoodpatch(グッドパッチ)だ。
グノシーやマネーフォワードといったスタートアップから大手企業まで、数々のクライアントワークで事業戦略やUI/UXデザインを支援。自社プロダクト・サービスを開発・提供するデザインプラットフォーム事業も手掛け、ビジネスシーンにおけるデザインの価値や可能性を拡大し続けている。
「デザインの力を証明する」をミッションに掲げ、グッドパッチをデザイン会社初の上場企業に成長させた土屋尚史社長に、その軌跡と経営哲学を聞いた。(全7回)
■第1回 スマホ時代に高まるデザインの価値
■第2回 21歳で大病。死を覚悟して今を生きる
■第3回 DeNA南場さんの言葉でシリコンバレーへ
■第4回 家族との時間を犠牲にしない働き方
■第5回 離職率40%、組織崩壊の原因と改革
■第6回 強烈なプレッシャーが人を成長させる
■第7回 ビジネスとデザインの主従関係を逆転