“脱ハンコ”富士ゼロックスが年50万件の契約に「電子署名」導入…どのくらい経費削減できるか聞いた
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わりと珍しい名字という事もあり、世界各地のSugibuchiさん宛の「間違いメール」が時々届きます。仕事の見積もり依頼や内定式のお知らせなど案外大切な内容の事も多いため出来るだけ訂正の返事をしています。
ホットペッパー経由で岐阜の居酒屋さんから予約確認が届いた時も、ホットペッパーは「メールの内容に覚えがない場合は直接お店までお問い合わせください」という謎ルールのためフランスから国際電話をかけたところ、「この日に代わりに飲みに来ませんか?」「いや~(笑)」「ですよね~」なんてやり取りも。
ともあれ。
この種のクラウド型電子契約サービスはどのようにメールの宛先の本人性を担保しているのか気になります。
また忘れがちですが電子メールの仕組み自体はエンドツーエンドの非改竄性・秘密性を保障しません。各中継点で内容を改変したり閲覧することは普通に可能です。
非改竄性や秘密を保障するにはS/MIME等を用いる必要がありますが企業などを除けばあまり普及していないのが実際です。この辺りどのように解釈されているのかちょっと興味があります。ハンコの問題は文書の真正性の問題で、いわゆる「二段の推定」を記名捺印にも自署にも頼らないで、「メール送信」で推定できないだろうか?
つまり、文書の真正性は本人の作成で推定し、メールの送信と同時の受信で本人の作成を推定すれば、電子署名も不要になる。本人以外には真正な文書は送信できないと推定する。
暗号通貨が役に立つ。
ハンコを電子化してはいけない。以前も書きましたが、政府も「基本的に契約に押印は必要なし」と認めているということは意外と知られなかったりするので、この機会に大手企業から電子サイン化にどんどん踏み切ってほしいですね。
(契約の取り決めは、大手企業の方が実質的に立場が強いので)
■ハンコのために命懸けで出社してませんか? | freee(フリー)
https://www.youtube.com/watch?v=LnmD_Ge9a-4
電子契約サービスのクラウドサインを運営する弁護士ドットコムの株価も3月に4000円程度だった株価が直近は11,000円まで上がっていて、市場からの期待も高まってきているのではないでしょうか。
■弁護士ドットコムの株価推移
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6027.T&d=6m