ワークマン、驚異的高収益の秘密社員全員「エクセル」活用のデータ重視経営
コメント
注目のコメント
素晴らしいですね!
難しいツールを入れてみんな実は使えないことを言えずに結局活用されなかったケース沢山見てきましたが、エクセルでもいいので全員がちゃんと使えるものをして共通言語を作るの方がよほど大事です。ワークマンの強さ
定量⇆定性の2軸で思考できる人を育成
定量:全員がExcel活用を高レベルで
⇅
定性:顧客を観察して新しいニーズを発掘
データからだけではないところがポイント。
やっぱり全員がマーケティング思考をもっている組織は強いと思う。
あと、根底はここ
"作業服というニッチな市場で圧倒的なナンバーワン"ワークマンの社員全員「エクセル」活用というのは、どういうことか?
本社とスーパーバイザーが平均10店舗の売上が最大化になるよう商品の発注数や陳列数、在庫、配置の最適解をエクセルで計算することのようですが、これはどこもやっているのでは?
仮に10店舗で最適解を求めることが良いと仮定すると、これをエクセルでスーパーバイザーが個別に行うよりも、本社で10店舗ほどグルーピングいて最適化計算すれば良いように思えます。
ノーコードやサプライチェーン全体の共通用語としてのマスタ統一といった動きも見られる昨今、従来の宣言型言語のSQLを使う前提での基幹システムとエクセルの関係を見直して「データ経営」を実践したという話では無いですね。
(以下、抜粋)
ワークマンはフランチャイズチェーン(FC)方式をとり、各店舗は加盟店の店長が運営している。スーパーバイザーはFC本部と加盟店をつなぐ役割で平均10店舗の運営を支援する。本社のデータにアクセスし、受け持ちの店舗の売上が最大化になるよう商品の発注数や陳列数、在庫、配置の最適解を、マイクロソフトの表計算ソフト「エクセル」で計算して店長に提案する。店長は提案を受け入れるだけ。発注の業務から解放される。
(中略)
FC店が増えても店舗をデータで管理するワークマンの社員は増えていない。ワークマンは売上高に対する固定費(特に人件費)の比率が年々下がった。ワークマンは「売上高が半減しても営業赤字にならない超効率経営になった」(関係者)。
(抜粋終わり)
本社のデータを使っているということは、各店舗やグルーピング毎にマスタ定義が異なる訳では無さそうですし、マクロを使う(計算ロジックを個別に持つ)必要も無いでしょう。
基幹システムのデータ体系が固定せざるを得ない為に、各現場で情報のローカライズが発生し、エクセルを各現場で使わざるを得ないという、よく聞く話とはどうも違うようです。この文章だけからみるとスーパーバイザーはAIに置き換えられます!という話になってしまいます。(AI等と言うマジックワードで無くて十分ですが)
現実をデータに写し取って操作するという点で、写し取る方にノウハウがあるので、そこは記事では示されていないですね。