“ビークルOS”世界競争が勃発
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技術以上に政治やマーケティングの影響が大きい分野ですが、何が残るにしろ、コレ↓を*本当*に理解するカイシャが作ったものが載ってるクルマに乗りたいものですねぇ
「スマホアプリでは不具合や脆弱性の報告は日常茶飯事だが、これがクルマで起きると人命に関わるからだ。」トヨタ自動車グループはアリーンOS(Arene OS)をTRI-ADで開発中で、車両に実装するソフトウェアよりも開発環境が重要なため、車両台数が稼げる限られたプレーヤーの寡占競争になるとのこと。
(以下、一部抜粋)
>「ビークルOSは世界で3方式しか生き残らないだろう」。こう指摘するのは、ドイツ・ボッシュ(Bosch)子会社で開発ツールなどを手掛ける同イータス(ETAS)Presidentのフリードヘルム・ピッカード(Friedhelm Pickhard)氏である。
>ビークルOSには安全性や信頼性はもちろん、高い性能やサイバーセキュリティーなどが求められ、多額の開発投資が必要になる。このため、世界で生き残るのは、(1)欧州方式、(2)米国方式、(3)中国方式の3方式しかないとみる。
>(1)欧州方式は、車載ソフト基盤の標準規格であるAUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)をベースにした方式で、vw.OSやアリーンOSなどを指す。
>(2)米国方式は、米アルファベット(Alphabet)傘下で自動運転技術を開発する米ウェイモ(Waymo)や、米テスラ(Tesla)のように、IT分野のソフト技術をベースにクルマを開発する方式である。
>(3)中国方式は、詳細は不明だが、「米中貿易摩擦の影響から中国が独自方式を打ち出す可能性が高い」(イータスのピッカード氏)と指摘する。