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【新】隠れた国民病「同調圧力」との闘い方

NewsPicks編集部
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    デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授

    「人と違うことをしたくない」と「『あの人はちょっと他とは違う』と思われたい」という相反する欲求が強い気がします、日本人は。

    同調圧力は、まさに前者によるものだと思うのですが、個人的には、初等教育からの「横並び」教育に因ると思っています。以前小学校の運動会の徒競走で、全員手を繋いでゴールさせる、みたいな事が話題になりましたが、「優劣をつけない」「順位をつけない」という基本的な考え方が強いと思います。飛び級制度がないのもその一つかと。

    「優劣」「順位」といっても、この価値観が多様な世の中で、勉強が得意な子がいれば、運動が得意な子もいる訳で、それぞれが強みを活かして輝ければいいと思うのですが、なぜか単一のもの(誰かが決めた「いい子」像)が求められる、不思議な文化だな、と思います。・・・誰が決めたんですかね?

    大人になっても、誰かが決めた「まともな大人」「いい社会人」像を引きずって、その基準からの減点方式で評価をされます。私たちのチームで「ここが足りていない、という議論ではなくて、個々の強みを活かすには」という考え方に切り替えられないか、という事で全員強みを分析し、共有し合ったことがあります。それが分かると、プロジェクトチームを組成する時に、それぞれの強みを掛け合わせた、より強いチームが出来ます。生物と同じで、変化の激しい時代に生き残るのは、多様性のある組織だと思います。

    冒頭の相反する承認欲求が強いという点は、「人と同じことを求められる」力が強すぎるので、歪んだ形で表れるのかと思います。日本人以外も当然承認欲求はあって、ただ日常的に自分を表現出来ているので、こじらせた形になっていない、というだけだと思います。少し前のデータですが、SNSでの実名利用率は海外は20-30%であるのに対し、日本は8%程度というのを聞いたことがあります。「本当はこう思っているけど、主張すると批判されるから怖い。でも言いたい」という感覚でしょうか。人と違った意見(というか一人ひとり違うのは当たり前なのですが)でも主張すれば良いですし、それが当たり前ではない社会は少し怖いな、と思ってしまいます。

    日本の競争力低下がずっと叫ばれていますが、その一因は多様性を受け入れないことだと思っているので、今回のコロナでそれを自覚出来たのであれば、良いきっかけにして変わっていけると良いな、と思います。


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    株式会社 東芝 代表執行役社長 CEO

    それはその通りなのだが、一般に同調圧力が
    強い国は、社会が安定する傾向にある。

    稀に見る犯罪の少なさは、同調圧力による
    ところは大きい。 

    宗教に一般に無関心な日本が、どうして社会と
    して成立するのか?と海外から不思議がられる。

    我々には、恥を知るという圧力があるのである。

    一方でここに書かれている様に、閉塞感を産む。
    自殺の多さも関連性が有るかも知れない。

    そしてこれは、ある程度如何なる国でもある。
    そしてその同調ポイントは、国によってかなり
    違うので、その国の常識ポイントを理解する事が
    極めて大切で有る。

    願わくば、もう少し、個人の自由を許すべき
    と言う同調圧力が形成されていって欲しい。
    同調圧力は、変化するものだからで有る。


  • NewsPicks 副編集長

    以前、週刊誌で鴻上尚史さんの連載コラムの担当をしていたころから、「世間」という日本特有のシステムの息苦しさに鋭く切り込む鴻上さんの筆致を、頼もしく、痛快に感じていました。

    コロナ下で、「自粛警察」などが世の中の関心事になるにつれて、まさに鴻上さんのテーマだなと思っていたら、やはりというべきか、鴻上さんの新刊『同調圧力』が、発売直後から大きな反響を呼んでいます。

    「日本社会」と言いつつ、その実態は「世間」と「社会」の二重構造になっていると説明する鴻上さん。「世間」への依存から脱し、「社会」への信頼を高めることが日本の希望だと語ります。日本の「空気」がちょっぴり苦手になってきた方に、ぜひ読んでいただきたいインタビューです。


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