レオパレス、米ファンドが支援 債務超過解消へ
日本経済新聞
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もともとは、主事業は安定的にキャッシュを生む事業のため、多額の物件改修コストを負担できる見込みが立てば、復活の可能性が考えられる話でした。
改修コストは残り500億強。債務超過は約120億なので、今回の600億のファンド支援はキャッシュニュートラルにかなり近づけるものになります。
早く改修に目処を立て、物件品質を継続的に向上し、一番重要な物件オーナーと利用者の信頼が回復できれば、完全復活することも可能だと思います。
ただ、不祥事を起こした当時の創業家経営陣は未だにグループ会社に在籍しているため、ファンドによってそこに完全にメスを入れられるかが、信頼回復できるかどうかの分岐点になると思います。
もしキャッシュニュートラルが実現して、旧経営陣を完全払拭できれば、レオパレスが全国に抱える約58万戸という物件プラットフォームに魅力を感じて買収に乗り出す企業も出てくる気がします。フォートレスさんと聞くと不動産投資というイメ―ジが強いですが、レオパレスから見ればようやく一息つけるという感じでしょうね。とはいえ、信用失墜とコロナのダブルパンチで、なかなか需要は戻らないでしょうから、収支均衡のためには地主との長期のサブリース契約をどの程度までハードネゴするのかが論点になりそう
報道を受けて、株価も大きく上昇している。一連の不祥事でブランド価値が毀損しているレオパレスを、米ファンドがどのように立て直していくのか。中長期的に注目していきたい案件