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イギリスのマイナス金利導入に関するエッセイです。YCC的な考え方もありそうですが、英中銀の意図がイマイチ読みにくい。こうした中でポンドはどうなるでしょうか?まとめてみました。
「マイナス金利政策が持つ景気刺激効果は疑わしく、むしろ金融機関の収益悪化という無視できない深刻な副作用が生じる」

「日欧の経験から言えることは、貸出を増やさない金融機関にペナルティを課すマイナス金利政策」

マイナスであれプラス金利であれ、利下げは本来金融機関の調達金利を下げるので、それ自体は金融機関の収益にマイナスとは限らない。恐らく準備預金のマイナス付利のことを言っていると思われるが、日本でも採用されているように、付利する準備預金を多層にしておけば、金融機関の負担を少なくできる。実際、日本は準備預金を三層構造にしており、三菱東京UFJ銀行のような大手銀行は、マイナス付利を殆ど負担していないと思われる(むしろこのご時世でも0.1%のプラス付利の恩恵が大きいだろう)。準備のマイナス付利負担は貸出を増やすかどうかに拘らないが、金融政策は金融機関の収益のために行われるものではない。日本のマイナス金利政策の景気刺激効果が疑わしく見えるのは、たった0.1%の利下げ幅が20年続いている不況から抜け出せる大きさではないからである。

「ドル円相場は、2016年1月に日銀がマイナス金利を導入(付利を▲0.10%に引き下げ)した後、緩やかな円高基調が定着した」

日銀のマイナス金利導入には、中国ショックで円高が進んだのが先である。また、マイナス金利導入発表直後は円安に戻したが、円高基調を変えられなかったのは利下げ幅が0.1%に留まり続けているからだ。

「輸出の余力に乏しい英国の場合、ポンド安で輸出がけん引する景気回復パスは描けない」

「経常収支赤字という英経済の構造的な特徴を考えた場合、ポンド高誘導は最優先となる政策的な課題」

「経常収支赤字国が供給能力を上回る需要を刺激すれば、低成長と高インフレの併存、つまりスタグフレーションを招く」

英国に供給余力がないかどうか分からないが、経常収支均衡を政策目標とする意味はない。BOEの意図は内需拡大でなければ、これまで低金利にする必要があるのだろうか?

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