「イノベーション指数」世界一はスイス、AI・ロボット分野の発展をけん引する欧州市場の最新動向
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スイスの産業は精密機械(時計)に端を発し、ヘルスケア系の機能モジュール、スマートメータ、ABB / 産業ロボット、創薬、等々、世界トップ企業が多いのは事実。産官学がうまく噛み合い、イノベーションを加速していることが特徴である。
欧州の国々はどこも大学 - 企業 => 共同研究の後ベンチャーへ、官 / 政府は公共機関としてのイノベーションセンターやコミュニティを運営(様々な支援)しているケースが多く、その先には、世界標準化を進める狙いがある。
つまり、単なる産業創成ではなく、「文化創り」がうまいと言える。もう20年程前、ミネソタ大 (**) からBrad NelsonさんがETHに移った時は何で? と思いましたが、その後、ロボティクスプログラムと人材を着々と育ててきたんですねぇ 移る知らせの直前に、ワタシをミネソタ大に誘っておいて、自分は出るのかい、と思った記憶がありますねぇ(もう時効)
あ、EPFLにもいらっしゃいますねぇ、何人か
** ミネソタ大には現代機構学の基礎を創った一人、Art Erdmanセンセイがいらっしゃいますが、ミシガンより寒いですスイスが出してる指数でずっとスイスが一位か。正直ロボティクスでもスイスがイノベーションを牽引してるイメージはない。
また、イノベーションの軸で語る時に国というくくりはもはや意味ない。EU圏は特に、国家という概念より街という単位が重要。ちなみに、スイスのテックスタートアップ界隈で最も盛り上がりを見せているのはチューリッヒではなくZugである。