新着Pick
121Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
うーん、少ない知識ながらに数年前に某社の半導体工場立ち上げ時に中を見て感じたことは…自動化は進んでいる一方で条件出しなどは装置メーカーの技術者におんぶにだっこの面もあり、既に出た条件をいじることができるエンジニアは恐らくそこまで多くはないだろうということ。トラブルが起これば、装置メーカーの技術者が来てくれないと何もできないという現場担当者も相当いると思われる。これは別に半導体に限らないが装置メーカーもまたこの手の立ち上げサポートまで含めて有料サービス化しており、大きな収益源になっている。北米の課題は生産が取り込めていないことでTSMCなどががっつり手中に収めていることだが、これを再度米国に揺り戻しをかけるにはそもそも論でエンジニアが沢山必要になろうし、米国は設計やらに集中してきたからこそ、利益を沢山出してきた過去もある。半導体メーカーの思惑と、国の思惑は違っていてもなんらおかしくはないのだが、米国政府がリクエストしてどれくらい北米に生産を戻せるのか?ということになる。補助金だけが問題か?
いま半導体が米中テック冷戦の焦点化している。半導体といってもNVIDIAなど今を時めく企業は設計、これは製造の話。5ナノの製造能力はTSMCとサムスンくらいしかない。中国が猛追を試みている、まだ14ナノくらいしか焼けないが膨大な額の投資と人材引き抜きなど含めて数年で追いつくものとしてアメリカとしては対応している。
そういう事もあり、大統領選挙後は台湾まわりの地政学がかなりガタツクつくと予測する。
グローバル分業の逆回転。一方で、お金だけで簡単にできるわけではない世界。それは巨額の資金を投じている中国がいまだにプロセスで劣後している点などからも窺えると思う。

半導体と電子機器、両方ともグローバル分業。ただ半導体生産(生産受託するのはファンドリー)はプロセス技術、電子機器(生産・組み立て受託するのはEMS)は人材調達が一丁目一番地で、競争力の根幹は異なる。
記事に、米国が半導体のシェアでは47%だが、生産能力では12%という言及がある。これは、設計・マーケティング・IPによるデファクト化が、付加価値としては大きいことで、Intelを除くとロジック領域ではファブレスが進んだことが背景(アナログだとTIなど、まだ製造も結構あったと思うが、ロジックの付加価値がまず大きい)。そして、グローバルの最先端製造能力は、TSMC・Samsung・Intelの3社に集約されているが、Intelは劣後気味だし、TSMCがファンドリー専業という利害関係ないポジションで圧倒している。
米国にとって、最先端について中国の競争力はなく、また製造装置という点では米国(AMAT等)、欧州(ASML)、日本(TEL等)が握り、素材でも同様(JSR等)なのは強み。ただ、半導体が様々な産業の根幹として重要度が高く、今後もデータ化が進む中で一層重要度が高まるだろう中で自国内のキャパを確保したい。

前工程はいくつかコメントがあるように、自動化が進み、製造現場の人は少ない。ただ、半導体メーカーと装置・素材メーカーによるプロセスエンジニアリングの知見が超重要。そして知見の積み重ねであるため、いったん空洞化が進んだ後は、お金を用意するだけで戻ってくるかというとそんな簡単なものでもない。
米国は中国政府の企業への補助金を問題視してきた。しかし、中国は来月の5中全会でますます強力な補助金政策による先端技術産業育成を打ち出してくる。米国も中国の補助金政策を止めることは無理だと認識したのだろう。デカップリングで中国の成長スピードを遅らせつつ、米国自身も補助金政策で国内産業を前に進める。これからは国家主導の補助金競争に突入するということだ。少なくとも米国は、中国の補助金政策を非難する立場ではなくなった。WTO違反だと叫んだとこで、機能してないので無意味だ。米ソが核開発競争をしたように、米中は先端技術競争をしている。但し核開発競争と異なり、この新たな競争はその他の国の多大な影響を及ぼす。日本も欧州の民間企業も取り残されるリスクがある。日本はこうした中で取り残されないための戦略を真剣に考えないと、手遅れになる。
勝手にIntelの復活を期待しています。