「高学歴は就職に有利」は本当か?「就職偏差値ランキング」から徹底分析する
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高学歴が就職に有利かは、就活生がどの企業を狙うかによって大きく異なります。ただ、総じて就職自体に有利だとは言い切れます(その後活躍するかは置いといて)
[大手企業の場合]
・就活生の応募数が多くて処理しきれない
→業務効率化のため、書類選考で学歴フィルターを用意する必要がある
・学歴は計画力、集中力、実行力、継続力、論理的思考力と相関性があると言える(あくまでも経験則なのですが…自明ですよね)
→高学歴の方が”平均的に"仕事への能力を持っていると言える(もちろん「外れ値」の人がいるんですが…)
[コンサルティングファームの場合]
根底:地頭の良い人、思考力(右脳、左脳思考)の高い人が欲しい
→頭が良ければ学歴不問が原則と思われる(あくまでも個人の感想であり…)
学歴はTOEICと同じです。「TOEIC990点です」とアピールしても「だから?」と聞かれてしまいます。同じスペックの人がザラにいるからです。それは学歴も同様です。必要なのは「私を採用した時のメリットの提案」なので、並の学歴の人は、提案できない高学歴の人たちと同じ土俵に立てます。
就職活動は「営業」と似ています。自分自身という商品を売り込むわけです。となれば、自分自身をどのようにブランド化するのか、企業にどのようなメリットを与えられるかを考える必要があります。それと同時に、行きたい企業が求めるニーズを洗い出し、突き刺さる言葉を打ち出さなければなりません。
それを考えると、就活生の間は「高学歴」は1つの強みになるのだと思います。そのため、並の学歴の場合は別の戦略で勝ちに行く必要があります。私の場合、名も無い大学出身なので、戦略と運があって今のキャリアがあるようなもんです笑
注目のコメント
企業は、学歴だけで判断しないようにする。
学歴で採用して、期待と違ったというのは、企業の怠慢。本人の資質などをしっかり判断しないで、採用した結果ですよね。
採用時の基準に学歴を入れるのは、企業の自由ですが、人を見る目をもっと磨く必要があります。
学生も、就職率が高いということだけで、大学を選ぶのではなく、校風など他の要因も考慮して、自分が好きな大学を選んだ方がいい。
確かに学閥がある企業はあります。しかし、社会に出て、何十年も経ってるのに、学歴だけを誇りにしている人に大物はいません。本学、かなり上位にいますが、就活で要されるとされるコミュニケーションについては苦手意識を持つ学生が多いです。就活はコミュニケーション能力!とするならうちはそれほど良くなるはずがない。なぜ、有名企業に就職多いかというと自分の見立てですが。
・国立理系単科大学で歴史長く、企業との結びつき(過去から就職実績ある)強い
・学生は3分の2大学院進学で修士卒多い
・研究職技術職志向強く、そんな採用あるのは大手のみ
・そもそも大手志向安定志向強い学生多い
・コミュニケーションよりも勉強や研究を地道にしてきたことが強み
入学後の1年次が一番勉強辛いくらいには勉強させられます。数学、物理、基礎実験あたりがかなりキツイ。高校までの同級生が大学入って遊んでる中、勉強とレポートに追われるわけです。2年次以降かなり余裕は出てきますが、他の大学と比較しても負荷は高いようです。大学は勉強する場所と捉えると4年間なり修士まで含めた6年で、差がつきますね。うーむ。学歴(正確には大学ランク)に対する価値観は企業によって結構違うので、十把一絡げに考えても間違った解釈を生むように思います。
一般的に偏差値が高い大学ほど頭は良い傾向にある。ここでいう頭が良いというのは、論理的思考やキャッチアップの早さ、応用力などと言い換えられるが、クリエイティブな発想力などは相関があるかは分からない。(個人的な新卒採用の経験からいうと、一定の論理的思考能力を持った集団であれば、東大でも京大でも日大でも、クリエイティブな発想力は変わらないように思う)
論理的思考やキャッチアップの早さ、応用力などは、業務が定型化されていて、しかも高度な判断を伴うような仕事にはとても重要になるわけだから、そういう仕事(多くの日系の大企業)には相性が良い。だからそういう会社では高学歴ほど有利。大量の応募者を効率的に合否づけするために、前半の足切りで使うことも多い。
それから学閥のある会社、またはその名残のある会社だと、やはり価値観として「高学歴をとるべき」という雰囲気がある。上に行けば行くほど。だから高学歴な人を合格させていった場合と、低学歴の人を合格させていった場合とで、最終面接などの合格率が違ってくる。それゆえ人事担当も迷ったら高学歴を送っておいた方が安全であるという判断も生まれてくる。(そんなことで人の人生を!と思うかもしれないが、これに限らずビジネスや政治の判断にも、たぶんにこのようなケースはある。その前提で対策した方が良い)
まあとはいえ学歴が就活の成否に占める割合は年々下がっています。
「あなたは何者ですか」が問われることには変わりありませんので、頑張ってください。