Ｇ７財務相、債務返済猶予の延長支持 中国の非協力を暗に批判

コメント

注目のコメント

• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2020年09月26日

  GDPの2割相当とされる低所得国の対外債務の半分は、債務を梃子に一帯一路の支配を進める中国からで、その残高は「パリクラブ（主要債権国会議）」の合計額を遥かに超えると言われています。今年の４月にG20が途上国の債務返済猶予で合意したと報道された際、中国が本当に合意したのか直感的に疑問に感じたけれど、「国有で政府の管理下にある大規模な金融機関を公的な二国間債権者ではなく商業的な貸し手に分類し」という手があったわけですね　(@_@。
  パリクラブとしては、自分のところの返済猶予が中国の債権の保全に回るとしたら、堪ったものではないでしょう。難儀なことではありますね　（・・；
• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年09月26日

  「G7の財務相の）誰もが中国の透明性とコミットメントの欠如に失望していた」そうだが、ポストコロナ時代に向けて、あらゆる分野で単独行動が目立つ中国の耳には届きそうにない。
• 岩田 圭司

  慶應義塾→日系大手のどこか 社会人1年目

  ・2020年09月26日

  中国の一帯一路構想におけるAIIBの途上国融資は、融資基準が緩い。
  それは債務不履行に陥る可能性を孕みながらも、融資受け入れ国への中国の影響力拡大の側面もある。
  この半ば強引な手法は、傍から見ていて、快くは思わない。