2020/9/26

【図解】日本の研究力が落ちた「本当の理由」

NewsPicks 副編集長(サイエンス担当)/ 科学ジャーナリスト
日本の研究力の凋落が叫ばれて久しい。
「毎年のように日本人がノーベル賞に選ばれているじゃないか」と首をかしげる人もいるかもしれない。
だが、授賞理由の多くは数十年も前の成果、いわば「過去の栄光」だ。
そして受賞者の多くは、「いずれ日本からノーベル賞は出なくなる」と危機感を口にし、科学技術予算の増額や基礎研究の重視を訴えている。
「どの指標で見ても、研究力が低下しているのは間違いありません」
膨大なデータを徹底的に分析して実態と要因に迫り、『科学立国の危機 失速する日本の研究力』(東洋経済新報社)にまとめた鈴鹿医療科学大学の豊田長康学長も、そう断言する。
安倍政権では、「選択と集中」や「成果主義」に基づく科学技術政策が推し進められてきた。果たしてそれらは功を奏したのか。
最新の分析とともに、豊田氏が核心に迫る。