[東京 25日 ロイター] - オリエンタルランド<4661.T>が運営する東京ディズニーランド(千葉県浦安市)は25日、新型コロナウイルスの影響でオープンを延期していた大規模開発エリアを報道陣に公開した。映画「美女と野獣」が主なテーマで、もともとの計画から半年遅れて28日に開業する。

新エリアには「美女と野獣の城」が立ち、主人公ベルの住む村などが再現されている。城内にあるアトラクションは、来園者がティーカップに乗り映画の名シーンを巡る。飲食店や店舗も並ぶ。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、東京ディズニーランドと隣接するディズニーシーは、2月下旬から6月末まで閉園していた。運営するオリエンタルランドは4─6月期に249億円の純損失を計上した。

ランド、シーともに7月から営業は再開されたものの、今も事前予約制で、入園時の体温チェックやマスク着用の義務付け、アトラクションでは座席の間隔を開けるなどの対策を続けている。