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記事に書いてあること以外のことについてあえてコメントします。

まずは、「日本人の研究力」ではなく「日本の研究力」を語るのであれば(そもそも「日本」でくくる必要はないと思っていますが)、海外からの教員・学生にとって魅力的な環境を用意すべきだと思います。待遇面だけでなく、極端に言えば英語だけで行きていける環境を用意するのがいいと思います。例えば優秀な留学生が日本のアニメや文化が好きで来てくれても、卒業後は多くが日本にいついてくれません。多くの組織が日本語を話せることを強いています。外国人教員もずっと日本という人は珍しい。それは日本の社会や企業が閉鎖的なだけでなく、家族が日本で行きていくことの不自由さもあることが多いです。学生・研究者本人だけでなく、家族のことも設計できるようにしてあげるべき。

あと、海外礼賛は良いですが、そもそも黙っていても優秀な人材が集まってくる国・大学ではものすごい競争を強いられ、上澄み中の上澄みだけを取っていることにも気づいてください。大学にもよりますが、半数くらいはテニュア(永久雇用権)を取れずに失意のもとに他大学や企業に移っていく研究者たち。学生も、AI分野だと応募者成績トップ5%でも入学許可はもらえないほどの倍率。その中で生き残っている人たちが活躍しているだけです。
「国の経済規模が違うとはいえ、なぜ若手が自由な発想で研究できる環境が整わないのか。海外では、独立資金を提供する官民の予算があり、助教や准教授クラスの若手にも思い切って研究室の運営を委ねる傾向にある。」

国の予算額の大きさだけでなく、ポスト数の比較もするべきかと。自分の仮説は、

① 高齢ポストが多過ぎて若手に予算が回っていないため、新陳代謝や競争の仕組みが必要
② 大学と企業でR&D予算が分散し過ぎていて、間接費などの無駄も大きい

にしても、受賞者の9割が海外で研究室を持っているという神経科学学会は優秀ですね。そもそもそんな優秀な分野は多くないかと。分野ごとの新陳代謝も必要。