【及川卓也×山本康正】DXの本質はソフトウェアにある
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Googleでの先輩だった及川さんと対談させて頂きました。職場をお互い離れても、問題意識は同じで、こうやって仕事で交差点ができることは嬉しい限りです。
シリコンバレーにいらっしゃった時には、同じ課題をミクロとマクロの視点で解決しようとしていると感じられるぐらい視点が同じでした。それもDigitalを使いこなす最前線の職場にいたという共通言語があったからだと思います。
よくニセのGAFA勤務の人とか、外からの批評をする方は多いですが、中と外の両方を知ってる人に守秘義務に反しない限りで聞いてみるとデジタル、人工知能を使いこなすとどういった働き方になるか未来がより見えやすいと思います。
畑は違うかもですが、デジタル庁長官をもし民間から選ぶとすれば及川さんの様に、グローバルでのデジタル最先端企業を経験した人になって欲しいと思います。オールジャパンという形は聞こえは良いのですが、ガラパゴスの再生産につながりかねないので。「DXは曖昧だから使いたくない」って言いたい気持ちもすごい分かるし、でもたまに「単なるIT化じゃなくてDXを~」って言いたくなることもあるので、この辺の感覚を共感できる話で語ってくれてるのはちょっと嬉しいw
「ソフトウェアが本質」であり、その武器を活かすための「内製化による高速なアップデート」が大切、というのはとても共感できる。この考えが浸透するだけでもかなり日本が変わるんじゃないのかなー、と思いつつ、なかなか難しい。中に向けたDX化って、膨大なオポチュニティとは思うのです。組織の中のコミュニケーションを、紙とか、印鑑と稟議とか、会議による共同責任の確認と議事録とか、アナログな手段で客観化して来たものを改善する率はとっても大きい。
しかしながら、外に向けたDXは、その組織のアウトプットを世の中に伝える為の質的な変化。こっちははるかに難しい、、。
既にネイティブ世代はデジタルメディアてのコミュニケーションを基本に、移動しながら車中泊したり、DIYで家をリフォームしたり、庭を本格的に造ったり、人生を賭けるべき体験を探して放浪している。
大きな組織で効率良く物を作って提供しても、彼らはそれを所有する事には喜びを感じないだろうな、って直感が。
続編期待してまーす。