テスラ株急落、期待高かった「バッテリーデー」にサプライズなし
コメント
注目のコメント
「約３年以内」「完全な自律走行性能を併せ持つ」「魅力的な２万5000ドルのＥＶ」
出来ないと思います。ホントにできたら他の自動車会社はえらいことですが。
イーロン・マスク氏のすごいところは、ホラを吹いても許してもらえることです。これは他の会社にはできないことです。株価下がりましたねw
しかし370部品削減するとか、ケミカルな発想では無いところに、自社生産は出来ないだろうと感じる。まぁこれはセルでは無くて、電池パック全体を指してのことだと思うので、強ち方向性は間違ってません。
Future Teslas will have batteries that double as structure, making them extra stiff while improving efficiency, safety and cost
https://newspicks.com/news/5246722
仮にテスラの電池パックがデファクトを取るようなことがあれば、コスト削減効果は確かに見込めます。メカ・エレキとして。
あとはセルメーカーが、そんなデファクト関係ないとばかりに画期的なセルを生産したら優位性は崩れますが、EV普及のためのコスト削減を電池性能を上げることよりも優先させるのは正しいと思います。
そういった意味で、テスラのセル生産に期待するのはプロセスイノベーション。そんな技術者は皆無だとは思いますが、セルを量産すればするほど安くなる製法を編み出せたとしたら、デファクト取れますから。この辺りはセルとパックの違いですが、パックの量産効果はどの程度あるかです。セルの量産効果は殆ど見込めません。
ところで負極にシリコン・ナノワイヤー使うという記事も見かけましたが、これはどうなのか。販売価格情報以外のイベントのまとめをこちらに書きました。私的には結構サプライズでしたけど。
テスラバッテリーデイまとめと感想 大場紀章
https://newspicks.com/news/5247149/
皆さん、「無理」と言いますが、テスラは車を売っているのではなく、技術的に一応可能でもみんなが無理と思うことを宣言して信者に夢を売るのがテスラのビジネスモデル。そのお陰キャッシュが回って、普通じゃ取れないリスクをとってきたからこそ今があるとも言えます。
テスラのことを評するのは難しい。
イーロン・マスクの描くビジョンにワクワクしている人たちと、早くテスラの化けの皮がはがれて崩壊するのを待っている人たちが蠢いていて、どちらのポジションをとっても叩かれる。
