トランプ氏 TikTok提携「米企業がコントロールしなければ承認せず」
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中国から見れば、新会社の株の80%はバイトダンスが握っているので「アメリカの圧力に屈しなかった」と言える。
アメリカから見れば、バイトダンスの株の40%はアメリカの投資会社が持っており、80%×40%=32%はアメリカ資本が間接的に握り、オラクルとウオールマートの持ち分(約20%)を加えると半分以上がアメリカの資本だとも言える。
何か出来レースみたいな数字合わせにも見える。
アメリカではTikTokの新規登録は停止されたが、寸前に駆け込み登録が増えており、若者の人気は高い。トランプ氏は「TikTokは素晴らしいサービスだ」みたいなことも言って、米国の若者から反感を買わないようにしているようだ。
米中対立に大統領選挙の思惑も重なって、複雑な感じになってきた。—-Quote—-
ロイター通信によると、米企業側は、バイトダンスに約4割を出資するセコイア・キャピタルなど米投資会社の間接出資分を加えて計算しているという。米企業側は、ティックトック米国事業の完全売却を求めていたトランプ政権に配慮し、米側の出資比率を大きく見せようとした模様だ。
一方、バイトダンス側も、経営権を米企業に売却した場合、中国政府からの承認が困難になる可能性があり、双方とも妥協できない事情を抱えている。