スタバ、タリーズも参戦「タピオカバブル」が残した空前のお茶ブーム
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全世界的に生産量が増えているものの、日本での生産量はすでに逓減しており、それでもなお供給超過な状態が続いてる。今年は特にコロナも相まって需要が落ち荒茶(第一次加工済みのお茶)の単価が1/2-1/3に下がった。
華々しいニュースは多いものの、現在市場に投入される茶葉のほとんどは清涼飲料水に加工され、その原料は非常に安価なもの。安価で規模がとれる生産を目指し、農家さんは品種や生産方法を画一化、効率化。スペシャリティーの高いお茶の市場が消え、規模を負えない農家は苦しみ続けている。
一過的な市場の盛り上がりは良いが、10年後には農家が1/50になるという統計もあり、早急な生産改革が必要だと考える。コーヒーは米国の飲み物、これに対しお茶はアジア、欧州の飲み物。お茶はブームと言うのでなく、これからアジアで広がるのではないか?振り返ってみればタピオカは確かにそのきっかけになったと言う事になると思う。
そもそも、1980年代まではスタバのような形のコーヒー飲料はアメリカでもマイナーだった、当時済んでいたニューヨークでもラテを飲む人はいなかったと思う。それが全米に広がり、世界に広がった。要は、飲み物には想像以上の変化の可能性があると言う事だ。お茶をベースにした飲み物の拡大には大いに期待が持てる。定期的に盛り上がりつつも拡大・定着までは中々難しいお茶業態。既存カフェでの付加だと確かに出数はあるのですが、専門業態で展開すると馴染み商品だからこその集客の難しさがあるケースが多いです。