【総括】AIをよく知り、「使いこなす人材」になるには?
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のぐりゅう(野口竜司)です。連載の最終回の本記事をお読みいただきありがとうございます!
今回は、総括として、【AIをよく知り「使いこなす人材」になるには?】をテーマにしました。
ポイントは3つあり、それぞれについて述べさせていただいています。
(1)AI事例を体系的にインプットする
(2)AIを作るか使うかの選択眼を持つ
(3)AI利活用の世界に飛び込む
(1)では、情報インプットを体系化することをいつかの観点で紹介しております。AIの分類を把握した上でのインプットの重要性や、国内/海外の両方での情報取得、実証実験事例と本格活用事例の棲み分けなどについて、インプットの質を上げるための観点を取り入れていただければと思っています。
(2)では、「AIは作るから使うへ」といった流れにある今、AIを「使いこなす人材」として必要な目利き力についてご紹介しています。必要なAIを全て自前で作らなければいけないと言う思い込みをまず捨てること。また、すぐに使えるAIサービスがないかを探し当てられる力を持つことなどをご紹介します。
締め括りとしての(3)では、AIを「使いこなす人材」になるためには、できるだけ早くAIプロジェクトの現場に飛び込むことをお勧めしています。まずはビジターとして見学をするところからでも良いので、現場を見ることが最短の道であることをご紹介しています。また、AIを「使いこなしている人材」との繋がることができるコミュニティの参加も積極的に行っていただきたいことも添えています。
これまで、四回に渡り連載をお届けして参りましたが、読者の皆様ならびに、特に日本の若い世代たちのより多くが、AIを「使いこなす人材」なり、AIとの共存社会をうまくコントロールすることで、社会全体の豊さが少しでも増えることを願っています。「②AIを作るか使うかの選択眼を持つ」
とても大事な視点なので、ここだけを切り出して議論します。「使える」と「作れる」と混同してしまっている人が世の中にはいます。今となっては考えられないことですが、15年ほど前に世界的にcomputer scienceの人気が落ちたことがありました。理由は「パソコンなら持ってる。携帯も持ってる。これがITでしょ?大学でそれ以上学んでなんになる。」というものでした。
これは、「今あるものを使っているだけ」です。そこから生まれるイノベーションは少ない。真のイノベーションを起こすためには「使える」ではなく、「作れる」ことが重要なのです。
いまあるものだけを使っていたら、スマートフォンも深層学習も生まれなかったのは明白ですよね。とてもわかりやすくこの分野辺野古興味がますます湧いてくる。
日本の事例も身近で、簡潔にまとまっている。
「中国でのリアルな生活スタイルを知ること」に共感。 中国は、導入のスピードが速く 「走りながら考える」方式。 学ぶことが多い。