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ここでいう「不安」は、外の世界に触れずに社内の見えない所でいくらコミュニケ―ションをとってもビジネスに必要なスキルが身につかず、下手すると会社と共に「沈んでしまう」ことをから来ていると思います。
僕が企画部門にいて記事にある様な仕事を銀行でしていたころは、社内の仕事がメインでも、会社から外に出ても価値があるノウハウや専門知識を身につけることを意識する様にしました。社内のみに通じるノウハウや能力は本質的な価値が無いこともあるので、程々でいいかなと見切ってました。
後はなるべく営業の人についていったりして外に出るようにしました。尺度を外に置くことで客観的に自分が見れる気がします。
社会人基礎力という経産省が提示した「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」というものがあるのですが、コミュニケーション能力はありません。
https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.html

3つの能力に、それぞれの能力を構成する12の能力要素があります。普通に仕事してたら、関係者とコミュニケーションするのは前提で、コミュニケーションで何をするのかはまた別の話です。おおよそコミュニケーション能力を推し過ぎな世の中なので若いと、コミュニケーションにのみ気が向くかもしれませんが、コミュニケーションのその先に何があるのかを考えてみるといいと思います。
リンクアンドモチベーション樫原さんの著書『エッジソン・マネジメント』では調整という業務のことを最高の芸術行為と述べられています。

以下、引用

>先輩社員との座談会で、入社5年目の社員に「どんな仕事をされているのですか?」と聞きました。
「そうだな。日々、調整だな。調整の日々だよ。これが、すごい大変」
 と端的に答えたそうです。この答えを聞いて学生はどう思うのでしょうか。おそらく、仕事内容についても、この先輩社員に対してもあまり魅力を感じないのではないでしょうか。
 しかし、よくよく話を聞くと、この先輩社員は、宇宙関連の仕事をしており、関係者はNASAや日本政府、協力会社など多岐に渡りました。当然、それぞれの「利害」や「思惑」もバラバラであり、その「合意形成」は困難を極めます。プロジェクトの推進において「合意形成」が不可欠であることは自明のことです。だからこそ、「日々、調整」をしていたのです。

--引用おわり

結局、ここらへんは好き嫌いも大事だと思います。そもそも大きな仕事となると当然一人ではできないので、調整も重要になる。そこまで大きくない仕事は一人で勝手に進めることもできる。バランスもあるかと思いますが、それなりに調整業務の多さとプロジェクトの大きさは相関関係があると思っていた方がよいと思います。

たぶん、就活でコミュ力大事と言われるのは大企業ほどそうだと思います。関係者が多いですから。ベンチャーだと「コミュ力なんてなくても良いから戦闘力高い人」などもあるかもしれません。
自分が、組織の一員として「貢献しているのか」『今の仕事の結果がどう評価されるのか」などの存在価値が実感できるかどうかがキー。 特に大きな組織だと自分の役割と企業価値との関連が見えにくくなっている。
直接顧客に接することのない部門は、ぜひカスタマーボイスなどの顧客からの声に触れて欲しい。 顧客や社会から求められている企業活動の一員であることを実感してみては。
社会人になって初めて上司から受けた訓示が「仕事の9割は調整」。コミュニケーションで、仕事を落とし込む。大学では教えない。大学で教えるのはWhat。企画と分析。社会で必要なのはHow。実現力。新入社員は戸惑うよね。
ブルシットジョブですな