2020/9/24

【保存版】現地に行くより面白い、珠玉の「バーチャル観光」5選

NewsPicks 副編集長
7月に「Go To トラベル」キャンペーンがスタートし、この4連休には空港や一部観光地での混雑ぶりが伝えられるなど、息を吹き返し始めたかのように見える観光業界。
だが、8月の国内ホテル稼働率は31.2%にとどまり(英調査会社STR調べ)、観光需要の本格回復には程遠いことを物語っている。さらに、冬にかけて新型コロナ感染の再拡大を懸念する声もあり、状況はまったく予断を許さない。
そんな中、観光業界も他の業界同様、「バーチャル」に望みをつないでいる。
(Rawf8/iStock Getty Images)
コロナ下で業績が急速に落ち込んだAirbnbは、4月よりオンライン体験プログラムを開始。人気のコンテンツを提供するホストの中には、月10万ドルを売り上げる“勝ち組”まで登場した。HISをはじめ、国内外の旅行会社も次々にバーチャルツアーの取り扱いを始めている。
現時点ではまだ、企業として収益を挙げられているものはごく少数だが、実はここにきて「ビジネスとしてのバーチャルツアー」の可能性を感じさせる事例が、日本市場に相次いで登場しているという。
具体的に、どのようなサービスが登場しているのか。インバウンドビジネスコンサルタントの村山慶輔氏が、注目のツアーを紹介しながら、「バーチャルツアーが成功する条件」を解説する。

秘密の非公開エリアに入れる「特別感」