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Forbes JAPANさんに寄稿しました。
「チームで成功事例をシェア」
「暗黙知と形式知を現場に落とす方法」
など、人材開発や経営に関わる方からするときっとお楽しみ頂けると思います。
ナレッジマネジメントの大家である野中郁次郎先生(一橋大学名誉教授)は私がいたトヨタ自動車も研究対象にして、暗黙知を形式知化しながら企業内に知識を蓄積していくSECIモデル(Socialization、Exterbalization、Combination,
internalization)をつくられました。

トヨタ自動車について、世間では「カイゼン」が有名ですが、それと並んで社内では「横展(ヨコテン)」という言葉も良く使われます。
「横展」はある部署で成功した事例を社内で共有化(Socialization)して、誰でも分かるように視える化(Exterbalization)するというSECIモデルの前半部分を指しています。

また、職場先輩制度が行われていて、新入社員を手取り足取り指導します。今でいうメンターですね。

会社を辞めて分かったことですが、「カイゼン」「横展」「職場先輩」といった一見地味なことをクソ真面目にやってきたのがトヨタであり、カッコいい横文字を使って表面的になぞっている会社との違いなのだと思います。
私がトシをとったからか難しく感じます。メンターですか。
いわゆる「メンター」を周囲に見つけるというのは容易なことではないかもしれません。なぜなら周りにいる方々も自分がどう進むべきか間違いなく悩み、迷っているはずだから。

一方で、過去に出会った師の言葉を心の中に大切に持っておくということはひとつ重要なことだと思います。いつの時代も物事の神髄はそんなに大きく変わるものではないと私は思いますし、そういう普遍的な言葉はいつの時代にも生きるからです。私にとってのビジネス上の師は最初に勤めた会社にお二方おられました。そしてそれ以降は一名も現れていません。すなわち30代以降はそういう存在にお会いできていません。

もうひとつは、自分がかくありたいと決めた際の思いをいつのときも優先するということが挙げられると思います。私であれば高校一年生のときに人間活動がもたらすマイナスの部分をプラスに転じようと誓ったとき。湾岸戦争をTVを通じてみたときのことでした。何かこういった強烈な原体験があると、この年齢になってもひとつの評価軸からぶれませんし、ぶれたときに「あ、違うことをしている」と気づくことができます。

なので、メンターといったとき、それは自分自身でもあり、また過去に出会った方々のことなのかもしれません。そういう意味でも自分自身を強く持ち、人との出会いを大切にすることがいつのときも求められるような気がします。
技術に関わる者として成果の棚卸しのために報告書や手順書の作成は日々意識してやっていますが、自身の分野で知見を形式知に落とし込むのは難しいと感じます。
結論に至るまでの道程が画一でないので、大事なのは試行錯誤を繰り返すこととその時間を最初から組み込んでおくこと。伝えたいのはただ情熱でもって面白そうなことやってくれ、ってくらいです。

メンターは難しいですよ。制度化したところで正しくメンター教育しないと、ただマウントとるのが趣味のなんちゃってが量産されることに…
絶対的な正解はない時代に突入して、どんな生き方をしたいかを知る事が幸福度を上げる事ができる。
メンターの存在はその中でも大きな道標になるから、見つける事ができたなら本当にラッキー。
答えを教えてくれる人ではなくて、良い問いをしてくれる人ね、そこがポイントだよ。
メンター。必要性を痛感しています