トランプ氏、ＴｉｋＴｏｋのオラクル提携案を支持 提供禁止は延期

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注目のコメント

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年09月20日

  今回のこの件はトランプさんが「どんな条件であれば譲歩をして、どんな条件であれば手のひらを返すのか」ということを知る絶好のケーススタディーになりつつある。「バイトダンスは米国で２万５０００人の新規雇用を創出することに合意。これまでのわずか１０００人超から大幅に増加した。またトランプ氏は、提携案の一環として５０億ドルの米教育向け基金が設立されると述べた」との記事。トランプさんにとってどれだけの新規雇用を米国内で創出し、どれだけのマネーを持ち込むのかが大事なのだろう。安全保障上のリスクをゼロにすることは二の次であるように見える。 徹底した「アメリカ・ファースト」であって、白か黒かの決着をつける考えはない。灰色でもよい。ビジネスのためには・・・。ということではないか？さて、中国がどのように反応するのか。これも中国の対米政策の本質的部分を知る絶好のケーススタディーになりそうだ。